三河山間の住まいづくり | ![]() |
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東栄町 やまゆり住宅/県営下田住宅/金紫住宅 設楽町 折地住宅 稲武町 県営夏焼住宅/梶畑住宅/乳母ヶ入住宅 鳳来町 田峯宅地開発 |
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(2003. 2.27) 足助町から下山村を経て、トンネルを抜けて小1時間。南設楽郡鳳来町へ行く用事があった。その帰りに、鳳来町田峯地区で行われた宅地開発が好評だという噂を聞き訪ねてみた。田峯観音と言えば、地狂言、無形文化財の「田峯田楽」で有名だが、国道から細く急な道を登った田峯観音のさらに先にその住宅地はあった。こんな山の上にどうして、と思うような平らな土地が開けて、まさに別天地。宅地造成自体は何の変哲もないものだが、静かで明るく伝統もあるこの土地ならではの魅力があるのだろうと思わざるを得ない。途中にあった田峯小学校の木造校舎も暖かい。 |
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| 帰りに今回も稲武町の県営、町営住宅に寄った。今度はしっかりと町営梶畑住宅をカメラに収める。また乳母ヶ入住宅はまだ建設中だったが、急な坂の上に、10戸程度の小さな住宅地が窮屈そうにまとまっている。 | |
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(2002.11.29)
数年前、市町村営住宅の建設に関わる仕事を担当したこともあり、三河山間部の町村で供給され始めた特定公共賃貸住宅をいくつか訪れ、「三河山間 特公賃住宅」で報告をしてきた。今年度から足助町というまさに三河山間で働いていながら、足助町以外の町村の状況を見る機会がなかなかなかったが、久しぶりに近隣のいくつかの町村を訪れ住宅施策について伺うことができた。愛知県が、過疎地域である三河山間の町村が建設する特定公共賃貸住宅に、国の補助に上乗せで補助を行う三河山間地域振興住宅補助事業を始めたのが平成7年度。その制度を利用し、設楽町、作手村を皮切りに、東栄町、稲武町、足助町、旭町、豊根村、富山村と特公賃住宅(※)が建設された。また、平成9年度には、それまで住宅需要の強い都市部でしか建設をしていなかった県営住宅を、三河山間地域にも建設をする方針を打ち出し、これを受けて、土地の提供等を行った東栄町、稲武町に県営住宅が建設された。現在までのところ、こうした建設された公共住宅はいずれも好評で空き家に悩んでいる様子はない。 今回まず訪れたのは、東栄町のやまゆり住宅(※)。これは平成9年に完成したRC造2階建て、世帯向け10戸、単身者向け10戸の特公賃住宅だが、今もほとんど満室のようである。続いて見学したのが、同じく東栄町にある県営下田住宅と町営金紫住宅(※)。前に訪れたときは、県営住宅の方がまだ建築中だったが、すでに入居が開始されて1年半以上が経過している。ちょうど退去された住戸があり(すでに次の入居者も決まっているとのこと)、室内も見せてもらう。LDKが小屋裏まで吹き抜けで、内装一面に木が使ってあった。県営住宅は2戸連の公営住宅で、1住棟のみ2階建てとなっている。この団地を間に挟み、南北に立地しているのが町営の特公賃住宅。こちらは全て平屋の一戸建て。明るいサイディング張りの外装は田舎らしくないが、若い人には却ってこの方が好評なのだろう。住戸の間は低いフェンスで仕切られているのみで、入居者がそれぞれ植栽や小物を置いて外観を飾っている。さらに今後は隣接する土地を宅地分譲する予定だと言う。 |
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![]() 東栄町営金紫住宅 |
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県営下田住宅 ![]() ![]() |
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この帰りに寄ったのが、設楽町と稲武町の公共住宅。設楽町の折地住宅(※)は平成8年に完成し、既に5年以上経っているが、若い奥さんの話し声が響き、活力が感じられた。来年度は県営住宅の建設も予定されているという。稲武町に廻ったときには既にすっかり暗くなっていて、しっかり見ることができなかったが、RC造2階建ての県営夏焼住宅、RC造8戸と木造戸建て・長屋建て住宅が一団となった町営梶畑住宅とも、多くの車が止められ活気を感じることができた。また稲武町では、これらの団地の他、2団地で戸建ての特公賃住宅が建設されている。そのうちの一つ、乳母ヶ入住宅は、10年ほど前に町が分譲し売れ残った宅地に建設したもので、定住促進には宅地分譲より賃貸住宅建設の方が効果が高いことを示す事例といえる。その他、下山村では県住宅供給公社に建設してもらい買い取る買取特公賃を、小原村では宅地分譲を、旭町、富山村等でも継続して特公賃住宅の建設が続けられており、この地域の定住促進のための公共住宅建設は着実に進められていると言えるだろう。 |
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(参考) 三河山間 特公賃住宅 |
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