名古屋市西区
庄内まちおこし隊 | ![]() |
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2006.11.23 |
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名古屋市西区庄内学区で、地域の人々が集まって庄内まちおこし隊が結成され、様々な地域活動が展開されている。この日は庄内小学校PTAのオヤジクラブが主催する「壁に挑戦!庄内フリークライミング」というイベントが開かれるということでおじゃました。オヤジクラブは庄内小学校PTAの下部組織という位置付けで、庄内小学校に通う児童のお父さんの会、という建前だが、現在総勢約30名、この日も多くのOBが集まってイベントを手伝っている。単に父親たちが集まって飲みながら話し合うというだけにとどまらず、年に1回、毎年11月23日の勤労感謝の日に子供たちを集めて様々なイベントを実施している。それも毎年違う催しをやってきたそうで、今までもペットボトルのロケットづくりや陸上の専門家を招いて走り方教室を行いつつ短距離走をやるなど、そのイベントは創意と工夫に富んでいる。そして今年はフリークライミング。近くにあるフリークライミング・ジム「BIG ROCK 名古屋」のスタッフで国体入賞経験もある田中さんを迎え、基本的な指導の後、子供たちが一斉に合板でできた壁に取り付く。壁は学区内で建設中の都市高速道路の施工業者の協力を得て設置したものに、田中さんの指導で取り付けられた色とりどりのハンガーが取り付けられている。低学年用、中学年用、高学年用の3つの壁にそれぞれ4つのコースが設けられ、オヤジクラブのメンバーがそれぞれのコースに付き、安全を見守る。100人を越える子供たちは、思って以上に整然と列に並び、順番を待って果敢に壁に挑戦する。難しいコースを攻略した友達にはハイタッチで迎え、トラブルもなく楽しんでいた。 |
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オヤジクラブは基本的に年1回のイベントしかしないということだが、月に1回は集まって飲みながら、次の新しいイベントを考え、工夫を凝らし、伝手を頼って準備を進める。年1回だけ、というのがちょうどよいのかもしれない。学校も授業には影響させないという条件で、前日の授業後からの体育館の使用を認め、開放する。イベント終了後はきれいさっぱり撤去だ。 学区内を横断して建設される都市高速道路の工事などを契機に、衰退する商店街への対策に地区内の若手商店主たちが立ち上がったことがきっかけとなり、こうした地域の活動が始まったようだ。平成13年に庄内まちなか探検が実施され、地域の高齢者・熟年層も立ち上がって、まちおこし隊を結成。「花いっぱいの潤いある庄内」や「まちの歴史・自然を大切にする庄内」など7つのプロジェクトを掲げて様々な活動に取り組んでいる。代表の野沢さんに話を伺ったが、地域の活動の下支えが自分たちの役割だと言っていた。 こうした地域活動の活発化の機運に乗る形で、平成15年には子ども地域スポーツクラブ「ジョイスポーツ庄内」が結成され、さらに子育て支援グループ「リトルキッズ」も立ち上がる。庄内緑地わんわんクラブや軟式野球「ナゴヤ・ジュニア・フレッシュ」などの歴史あるサークル活動も健在だ。 西区の庄内地区は、名古屋の中でも昔から工場などが多い地域で、今でも仏壇製造や陳列棚製造など特徴ある小規模な工場が多く見られる。しかし閉鎖する工場も多いのか、あちこちで中小のマンションが数多く建設されている。しかし何と言っても地域にとって大きかったのが、三井不動産によって開発されたパークシティ鳥見の完成・入居。戸数670戸の団地は、工場跡地に4棟の高層住宅と沿道沿いの商業施設等からなり、棟間の空間は公園やテニスコートもあり、緑豊かだ。既に第1期入居から20年近く経つそうだが、まちおこし隊代表の野沢さんもここの住民。旧住民に自営業が多いことから、ある程度の地域活動の下地があった上に、新住民が加わり、彼らがリードして旧住民も巻き込み、活発な地域活動につながっている印象だ。特に、子育て世代がユニークな活動を展開している点が興味深い。実は、今後数回に渡り、地域の活動につきあわせていただき、子どもたちが元気なまちづくりに向けた調査・研究をさせてもらうことになっている。きっと多くのヒントが得られると思われ、今から楽しみだ。 |
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| さて、お昼近くまでフリークライミングを楽しんだ後は、豚汁とおにぎりを頬張り、しばし団らん。お腹がくちた子供たちは、今まで登っていた壁に群がり、マジックを片手に、思い思いの落書きをする。そして、大人たちが戻ってきたら、もう一度、フリークライミングの練習をした後、今度は何コース攻略できるか、チャレンジだ。攻略できるとスタンプがもらえ、数を競う。いろいろと目先を変え、子どもたちを飽きさせないプログラムはさすが。私たちはここでおいとましたが、予定時間の3時まで、子供たちの歓声が響いていたに違いない。 | |
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