茅野・下諏訪・和田

● 2005/ 7/23〜25 ●


茅野市神長官守矢史料館

 今年の夏は特に暑い! 7月に車山高原のペンションで2泊。そのついでに、行きに茅野市神長官守矢史料館、中日に中山道和田宿、帰りに下諏訪町立諏訪湖博物館・赤彦記念館に寄ってきた。

 茅野市神長官守矢史料館   (2005/ 7/23)

 設計:藤森照信。一度見てみたかった。上諏訪神社へ向かう道沿いに面した守矢家玄関の奥にあって、なかなか見つからなかった。思った以上にこじんまりとしているが、小さくも風格のあるお社と少し距離をあけて、笹が整然と生い茂る中に、ポツンと建っていた。正面の庇を貫くミネゾウの柱。手作業の跡が残るサワラ板壁。荒々しい仕上げの土壁。天然の平石とスレートを載せた屋根。手垢の付かない神聖な空間が醸されており、清々しく感動的。
 屋内は、土壁仕上げで、ウサギの串刺しが衝撃的な御頭祭りの展示と、奥の展示室には古文書等のレプリカ。展示品も少なく、かつ本物でない点が少し寂しい。でも入館料は100円なので。


 中山道和田宿   (2005/ 7/24)

 霧ヶ峰ビーナスラインの和田峠から国道142号(中山道)を北に下りた先に和田宿がある。幕末、皇女和宮降嫁の宿泊地となった和田宿本陣は、宿泊の年の春に焼失したものを急遽再建したもので、1861年築。板葺き屋根を石で押さえた建物だが、内部はさすがに広い。展示物を丁寧に案内してもらう。
 四つ辻向かいの羽田野は、名主羽田家の役宅で平入出桁造りの旅籠。北隣の旅籠は大黒屋だが、いずれも改装中のためか勝手に覗いただけ。
 追川沿いのかわちやも平入出桁造りの旅籠だが、歴史の道整備事業により整備され、「歴史の道資料館」としてオープンしていた。木賃宿の形式を残しているそうだ。1階の表と2階にも広い板の間がある。
和田宿本陣
羽田野

大黒屋 / かわちや

 下諏訪町立諏訪湖博物館・赤彦記念館   (2005/ 7/25)

 設計:伊東豊雄。こちらも一度は見てみたかった。でもあいにく、突然黒い雲が湧き上がり、夕立が降り始める。諏訪湖に沿って身を横たえる葉巻状の外観は雑誌で見たとおり。天気がよいと太陽の光を跳ね返して、もっとギラギラしているのだろうか? 内部も明るい木の内装がきれい。階段ホールを上って左に諏訪湖の生活博物館、右に島木赤彦の資料が、建物の形そのままに細長く展示してある。