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こんにちは!マニアの館 常葉堂 (まにあのやかた ときわどう)ホームページ管理人の「はちみつくまちゃん」という者です。絶版漫画のコレクターをしております。
私は面白いと聞けばどの分野の漫画でも読みます。もう見境いなしです!!…気付いたらものすごい漫画の数になっていました!
ちなみにおすすめ作品やコレクションなど マニアの館 常葉堂 に掲載されている画像は私物(コレクション)ですが、お譲りすることはできませんのでご了承ください。マニアの館 常葉堂 はおすすめ作品を紹介しているだけで販売はしていません。

おすすめ少女漫画

私のおすすめ少女漫画を紹介します。私は少女漫画が好きですが何となく趣味が変です!? (容量の関係で50作品くらいを目安に過去記事は削除しています)


【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「はずんでキャッチ」富所和子(てんとう虫コミックス)
正式なタイトルは「スーパードッジコミック はずんでキャッチ」です。日本スーパードッジ連盟公認の漫画らしいのですが…何なんですか?この団体は!?

スーパードッジが流行っていた頃「ぴょんぴょん」に連載されていた漫画です。女児向けコミックで絵柄も少女漫画チックな絵柄なのですが特に前半は泥臭い感じがしました。第2巻のカバーの折り返しが切り取って栞にできるようになっているので購入時はコンディションの確認が必要です。

【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「ぴとぴとぴっとん」戸田のりえ(花とゆめコミックス)
すごくマイナーな作品ですが個人的に好きな作品です。恋のめばえを描いたあまいあまいラブコメです。ちなみに戸田のりえ先生の単行本はこれ以外記憶にありません。

幼なじみが纏わり付いて来て堪りません。本当に無邪気って罪です!!話が進むうちに男として意識し始めてぎくしゃくしますが…ある意味ゲームとかでよくある展開になっていきます(当然、この作品の方が古いです)念のために言っておきますがあくまでこの作品は少女漫画なのでエッチな展開はないです。

【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「隼別王子の叛乱」原作:田辺聖子/画:西谷祥子(集英社漫画文庫)
「感傷旅行」で有名な芥川賞作家である田辺聖子先生の小説を原作としたコミカライズ作品です。宝塚歌劇団で舞台化された際にタイアップ作品として描かれました。

作画担当は「週刊マーガレット」や「週刊セブンティーン」で活躍した往年の人気作家の西谷祥子先生が担当しています。漫画のクオリティーが高く、漫画には漫画の良さがあります。ちなみに「王女セピア」という作品が併録されています。こちらはオリジナル作品です。

【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「ポーの一族」萩尾望都(フラワーコミックス)
「11人いる!」で有名な萩尾望都先生の出世作です。SFの文学賞である星雲賞(コミック部門)を複数回受賞するなどSF作品も数多く手掛けています。

永遠の時を生き続ける吸血鬼のポーの一族を描いた作品です。今では名作との呼び声も高い作品ですが連載当時では異色作でした。第2巻に「10月の少女たち」、第3巻に「六月の声」「妖精の子もり」という読み切り作品が収録されています。ちなみに復刊されていますのでそちらの方で読んでいただければ…

【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「サンプル・キティ」明智抄(花とゆめコミックス)
超能力を軍事利用しようとしている組織に遺伝子的に超能力の因子を持つ母娘が狙われる話なのですが素晴らしいデキです。第2部を継ぎ足しましたが話のレベルは落ちていません。

ただ第2部は第1部の続きにはなりますが別の話と考えた方が良いでしょう。明智抄先生は少女漫画というよりSF漫画に属する作品を多く描いています。以前にSFの賞である星雲賞に代表作「死神の惑星」がノミネートされたことがあるくらい評価が高いです。ちなみに復刊されていますが元版の方が探しやすいと思います。


【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「あかね雲」里中満智子(KCなかよし)
人気作家の里中満智子先生の隠れた名作です。知名度が低くても話のデキが良い作品はたくさんありますが、この作品はその中のでもかなりデキが良いです。

幼い頃に出稼ぎに行った母を追って南の小さな島から東京へ出てきたあかねですが、東京に出たら逆境ばかり。でもその逆境にめげずに明るく生きているあかねの姿に元気付けられます。個人的には里中満智子先生の作品の中で一番好きな作品です。ちなみに第3巻に「初恋かしら?」という読み切り作品が収録されています。

【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「くずの葉だより」阿保美代(KCフレンド)
ファンタジックメルヘンの分野で人気の高い阿保美代先生の作品です。「くずの葉だより」は連載作品なのですが抜粋されているのが残念です。完全版の刊行希望。

作品の舞台である名もない小さい町は春夏秋冬どの季節も素晴らしく素敵で町の住人になりたくなります(たぶん現実逃避です)巻末に「10とひとつの物語」「月街ものがたり」「ケンペン麦の帽子」が収録収録されています。ちなみに「ケンペン麦の帽子」は未発表作品だった作品です。

【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「サマーガールよもう一度」曽祢まさこ(エースファイブコミックス少女版)
ホラーコミックで有名な曾祢まさこ先生の短編集です。この短編集は可愛らしいラブストーリーが収録されています。女の子に幻想を持てます。

クオリティーの高い作品が掲載されていますが曾祢まさこ先生のイメージと結構違うかもしれません。個人的にはホラーコミックよりラブコメの方が好きなのですが、マイナーレーベルで刊行されていることが多くてなかなか読む機会がないのが残念です。ちなみに収録作品は「中二時代」掲載作品を集めた本です。

【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「明日のナージャ」原作:東堂いづみ/画:あゆみゆい(KCなかよし)
同名女児向けアニメのコミカライズ作品です。ちなみに原作の東堂いづみ先生は東映アニメーションの擬人名称であり実在する人物ではありません。

アニメ自体は前後の作品と比べて知名度はありませんが作品自体は正統派少女漫画という感じの作品でデキは良いです。作品自体はあゆみゆい先生が描きそうな感じの作品なので漫画の方が原作と言われても本気にしてしまいそうです(当然ですがアニメが原作です)前半は原作に忠実ですが後半はかなり原作と異なっています。

【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「とっても!ぷよぷよ」たちばな真未(てんとう虫コミックススペシャル)
ぷよぷよのブーム時に小学館の学習雑誌に連載されていた作品です。絵柄が可愛らしくて夢のある内容が多くて児童向け漫画として考えるとデキはいいです。

たちばな真未先生はアニメ化された作品を学年誌などに連載する場合に作画を担当することも多いです。それだけ児童向け漫画に向いている癖の無い絵柄で雰囲気の良い作品を描くことに秀でていると思います。個人的には是非オリジナルの作品を読んでみたいと思っています。


【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「外はいい天気だよ」谷川史子(りぼんマスコットコミックス)
りぼんの古き良き時代のラブコメを感じさせるクオリティーの高い作品が掲載されている短編集です。「外はいい天気だよ」は連作読み切り作品で全3話です。

前の話の登場人物が次の話の主人公になっています。同じ世界観で話が進んでいきます。少女漫画ではよくある連作のパターンです。巻末に「春がきて恋をする」という読み切り作品が掲載されていますが雑誌掲載時と比べて加筆修正がされています。ちなみに近況報告のエッセイ的漫画「告白物語」は面白くて好きです。

【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「恋愛向上委員会ジューシーフルーツ」有沢遼(KCなかよし)
なかよしに連載されていた読者参加型作品です。恋愛に関するアンケートを取りその結果の基づいて作品が描かれています。ある意味、女の子の恋愛観が浮き彫りに!

読者の体験談が掲載されていますが…ガンバレ女の子!って感じがします。ナビゲーション役のキャラクターの恋愛を描いた番外編が併録されています。また第2巻には当時の「なかよし」に連載中のキャラクターが恋愛相談するというコラボ企画が掲載されています。ちなみに第5巻(最終巻)発行以降も連載は続いていたので完全版か第6巻の刊行を希望します。

【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「金色のユウウツ銀色のメランコリー」陸奥A子(りぼんマスコットコミックス)
乙女チックなラブコメ作品群で人気の高い陸奥A子先生の短編集です。内容は一貫して夢見る少女的な物語です。りぼん後期の作品が掲載されています。

りぼん後期の作品群が個人的に一番好きです。収録作品は表題作の他に「時の贈り物」「そろそろ髪を切ろうかなぁ」「ハクションガールズ」が収録されています。「そろそろ髪を切ろうかなぁ」は「金色のユウウツ銀色のメランコリー」の続編にあたるので続けて読むことをおすすめします。

【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「リリィ&アールのふしぎなお店」高瀬綾(KCるんるん)
「なかよし」の下の層向けの雑誌「るんるん」に連載されていた作品です。作品中で出て来るアイテムは実際に売られていました(一部、雑誌懸賞のアイテムもあります)

作品に出て来る不思議なアイテムは魔法のアイテムって感じがします。リリィはふしぎの国の王女様ですが王様を怒らせて追放されてしまいました。お供にアール(ねずみ)を連れて幸せな気持ちを集める旅をしています。女児向け作品として考えると出来の良い作品です。

【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「草迷宮・草空間」内田善美(集英社刊)
執筆活動を停止して永い月日が過ぎているにもかかわらず一部の間で根強い人気を誇る内田善美先生のハードカバーの単行本です。この作品が最後の作品になっています。

圧倒的な絵の巧さと独特な世界観のある作品です。個人的には内田善美先生の作品の中で一番好きな作品です。市松人形のねこが可愛いです。(「ねこ」は名前です)本当に手のかかる娘ですが…確かに市松人形が動く訳だから「ちょっとナニでこわ〜い話」です。(後書きにそう書いてあります)


【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「銀色のリフレイン」水上澄子(KCなかよし)
漫画好きに評価の高い水上澄子先生の代表作「樫の木物語」の番外編であるこの作品は視点が違っているだけで同じ時間と空間が出てきます。

参考までに「銀色のリフレイン」は長男のガールフレンドからの視点になっていますが「樫の木物語」は三男のガールフレンドからの視点になっています。両方を比較すれば別の意味でも楽しめます。もちろん単体でも楽しめるようには描かれていますが…個人的には「樫の木物語」を読む前に読むことをおすすめします!?でもコレって反則ですよね…

【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「ハーイ!まりちゃん」上原きみこ(てんとう虫コミックス)
女児向けコミックの金字塔「まりちゃんシリーズ」の一番最初の作品になります。どの作品も基本的には同じような作品です。この作品を読んで気に入れば全部読んでもハズレはありません。

「ハーイ!まりちゃん」「ラブリーまりちゃん」「ハッピーまりちゃん」「ハーイ!まりちゃん 愛のエトワール」「銀のトウシューズ」「白鳥の歌」 などたくさん作品があります。上原きみこ先生のバレエ漫画の原点は「舞子の詩」かと思います。少し年齢層は上がりますがこちらの作品もぜひお読みください。

【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「東京マグニチュード8.2」中森清子(集英社漫画文庫)
東京に直下型の大地震が起きた!!その状況下で起きたパニック漫画の決定版です!知る人ぞ知る埋もれた名作漫画です!!読まなきゃ損します!?

「漂流教室」でもそうなんだけどこういう作品の大人って醜いですね。ちなみにアニメ「東京マグニチュード8.0」とは全くの別物です。アニメスタッフも何でこんなタイトルを付けたのか不思議です。普通こういうことは事前に調べると思うのですが…最初「東京マグニチュード8.2」がアニメ化になったと勘違いして喜んで記憶があります。

【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「とんでぶーりん」池田多恵子(フラワーコミックス)
女児向けアニメ「愛と勇気のピッグガール とんでぶーりん」のコミカライズ作品です。可愛い女の子がヒロインに変身!!なんで豚に!?なぜか格好悪い魔女っ娘物です(笑)

アニメでは途中から原案として森真理先生がクレジットされています。森真理先生の代表作「なーんとなくブーリン」に設定などが似ていると問題になったためで、話自体は全然別物です。コミカライズ版には森真理先生はクレジットされていません。企画段階のタイトルは「ぶーりんごキッス」だったのでそのままだったら森真理先生のクレジットは必要なかったかも?

【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「猟奇伝説アルカード」稲垣美佐緒(恐怖の館コミックシリーズ)
アルカードの人生相談所に相談すれば何でも願いが叶うけど、その後それ以上の不幸にあいます。アルカード以外は全員地獄行きです。

後味の悪い作品ですが一部の人に根強い人気のある作品です。ちなみに「猟奇伝説アルカード」は全4巻以外に続きが「猟奇伝説アルカード 漆黒の真実編」(稲垣みさお先生名義)という単行本で刊行されています。また、未収録作品は同人誌にて発行されています。そちらもお読みください。


【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「EVE-少女のたまご-」やぶうち優(てんとう虫コミックススペシャル)
やぶうち優先生が長年構想をあたためていたロボッ娘ヒロイン物です。人間になりたいロボットの女の子イブの話です。小学五年生連載作品です。

作品が進むに従ってイブの日本語が滑らかになっていくなど細かい所まで凝っています。ロボットが「人間」になっていく過程が楽しめます。作品を読むとイブの健気っぷりに萌えます。エンディングはロボッ娘ヒロイン物の定番です。連載時の10年後という設定なのですがもう過去の出来事になっていることに時代を感じます。

【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「アラビアン花ちゃん」萩岩睦美(りぼんマスコットコミックス)
お土産に貰った魔法のランプを擦ると中から可愛い魔法使いが出てきた。魔法使いの花ちゃんが巻き起こすハチャメチャな魔法でいつも大騒動!っていう話です。

正直言って大迷惑な話なのですが可愛いから許します。タイトルはアラビアンなのですが舞台は日本なので全くアラビアンじゃないです。むしろ日本の田舎って感じです。第2巻には連載終了後に描かれた番外編が載っています。ちなみに復刊されていますのでそちらの方で読んでいただければ…

【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「愛の若草物語」中川佳子(ひとみコミックス)
同名の世界名作劇場(アニメ)のコミカライズ作品です。表紙がアニメの絵になっていますが漫画の絵はアニメとは似ていません。前作「愛少女ポリアンナ物語」に引き続いて中川佳子先生が作画を担当しています。

当然ですが「若草物語」の第1部と第2部の一部が原作になっています。ただ物語が末っ子のエイミーからの視点になっている点など原作とは異なった雰囲気になっています。ちなみに「若草物語」は4部構成になっていて世界名作劇場(アニメ)の「若草物語 ナンとジョー先生」は第3部にあたります。

【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「きんぎょ注意報!」猫部ねこ(KCなかよし)
なかよしに連載されていたギャグ漫画です。変な動物が暴走する妙な世界観の漫画です。能天気な「わぴこ」を見ていると悩んでいることが馬鹿らしくなります。

読んでいくと段々線が太くなり等身が低くなっていきます。アニメ化され人気を博しました。アニメの評価は高く、原作の世界観を忠実に再現しています。だから原作漫画はアニメが好きだった貴方の期待を裏切りません。ちなみに初版の場合は第3巻までが旧装丁で発行されています。

【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「ちゃお!ユキとケイ」まるやま佳(てんとう虫コミックス)
この作品は私が少女漫画を収集するきっかけになった作品です。男の子っぽい女の子のユキと女の子っぽい男の子のケイの双子のドタバタコメディです。

私はどうやらキャラ的に「女の子っぽい男の子」が好きらしく(現実の「女の子っぽい男の子」は好きではありません)コレクターの友人宅でこの作品の読み切りが載っている付録を読み単行本が欲しくなって…今に至っています。その読み切りは第2巻の巻末に載っています。ちなみに絶版少女漫画を集めるきっかけがまるやま佳先生という方に会ったことがありません!御一報ください!!


【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「ママは小学4年生」中森衣都(フラワーコミックス)
同名女児向けアニメーションのコミカライズ作品です。この作品は「機動戦士ガンダム」で有名なサンライズが制作した唯一の女児向けアニメです。

1993年の星雲賞メディア部門に選出されました。参考までに星雲賞とはSF作品を対象とした作品に贈られる文学賞です。星雲賞受賞作品といってもSF要素はあまり高くありません。コミカライズ版の作画を担当している中森衣都先生の絵は親しみやすい絵で読みやすい作品に仕上がっています。第1巻には「ハニワくん大パニック」第2巻には「宝石の騎士スタージュエル」という作品が併録されています。

【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「夜話」夢路行(マーガレットコミックス)
各話の扉絵の部分にはウェイトレス姿の主人公が描かれています。あまり萌系な制服はありません。男性が読むような雑誌に連載されていないので当然か?

睡眠障害になった主人公はふとしたことから不思議な喫茶店に迷い込む…日常世界にある不思議な世界を描いた作品です。日常ファンタジーともいえる夢路行先生の得意分野の作品です。意外と入手も簡単なことから入門書として最適です。この作品を読んで気に入ったら全集を読むことをおすすめします。

【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「こいつら100%伝説」岡田あーみん(りぼんマスコットコミックス)
「お父さんは心配症」で有名な岡田あーみん先生の危険度MAXな作品です。なぜか時代劇のギャグ忍者漫画です。こいつは100%伝説だ!!

極丸・満丸・危脳丸など全てのキャラがおかしいです。危脳丸(アブノーマル)って(笑)危険なネタもパワーアップしています。例えば跳躍力を増やす修行で成長の早い麻の木を跳び越えて上手くいかず怒って切り倒し燃やしてイイ気分に!…危な過ぎでしょ!!いいんですか?こんなの描いて!?ちなみにりぼん編集部に乗り込む話も危ないです。あー民(岡田あーみん先生のファンのこと)は読まなきゃ!!

【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「魔法のスターマジカルエミ」あらいきよこ(フラワーコミックス)
スタジオぴえろ制作の魔法少女シリーズ第3弾の同名アニメのコミカライズ作品です。魔法が出てくることがほとんどないなど原作とは別物になっています。

作画は「Dr.リンにきいてみて!」で有名なあらいきよこ先生が担当しています。好評だったのか次作の「魔法のアイドルパステルユーミ」も引き続いて担当しています。当然ですが話だけでなく絵柄も全然似ていません。ちなみに第1巻に「曇りのちときどき晴れ」「心の扉」、第2巻に「多感期みたい!」、第3巻に「赤い靴下が好き!」というオリジナル作品が掲載されています。

【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「パンと懐剣」神坂智子(花とゆめコミックス)
「シルクロードシリーズ」で有名な神坂智子先生の初期の代表作です。神坂智子先生は漫画同人グループ「作画グループ」の会員としても有名です。

家老の娘として生まれた弥生がアメリカに渡り、様々な試練を乗り越え自立していく様を描いた物語です。ちなみに種本(元ネタ)は杉本鉞子先生の自伝的作品「武士の娘」です(正式には自伝ではない)外装や奥付けには表記されていませんが原作者としてだてひろし先生のクレジットがあります。


【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「エースをねらえ!」山本鈴美香(マーガレットコミックス)
往年のスポ根漫画です。名門校・県立西高テニス部に入部した岡ひろみが苦難を乗り越えて成長していく過程を描いた話です。ということはお蝶夫人(竜崎麗香)は高校生だったのか!?(汗)

元々、宗方コーチの死(第10巻)までで完結していたがアニメ化(「エースをねらえ!」)された時の人気の高さから続編を描くことになった。その後、アニメのリメイク作品「新・エースをねらえ!」では最初から宗方コーチの死までの話をOVA「エースをねらえ!2」では宗方コーチの死後の話をアニメ化しています。

【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「信長君日記」佐々木けいこ(花とゆめコミックス)
戦国武将・織田信長を主役にしたギャグ漫画です。なぜ少女漫画誌でこのような作品を発表しようと考えたのかが不思議で仕方ないです。

時期的には父・織田信秀が亡くなり織田家の家督を継いだところから尾張国を平定し尾張の国主となるところまでが描かれています。その後、姉川の戦いまでの「信長君繁盛記」長篠の戦いまでの「信長君風雲記」と続いていきます。巻末にはデビュー作も掲載されていますが「田楽狭間の信長くん」という桶狭間の戦いを描いた読み切り作品です。

【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「美人はいかが?」忠津陽子(マーガレットコミックス)
サニーは男ばかりの家族の中で育ったせいか男っぽく…というかまるっきり男に!兄たちが女の子らしくしようとしますが…というコメディです。忠津陽子先生の作品では一番のおすすめです。

ドラマ化されましたが舞台が日本に…漫画ではアメリカが舞台です。当時の少女漫画は舞台が外国のことが多いので仕方ないですが…読んでいくとまるっきり男だったサニーが女の子っぽくなっていきます。途中でサニーが養女であることが判明します。一番下の兄と仲が良かったのですが(兄と弟って感じですが…)お互いに意識し合って妹萌え!?ちなみに復刊されていますのでそちらの方で読んでいただければ…

【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「〜少女少年〜GO!GO!ICHIGO」やぶうち優(フラワーコミックス)
「少女少年」というタイトルですが学習雑誌連載分(てんとう虫コミックス版)とは別物です。同じところは男の子が女装しているところくらいです。ちなみに「ちゃおDX」連載作品です。

元々の「少女少年」は女装して芸能活動するという話だったのですが、この作品は主人公である杏の隣にいちごが引っ越してきて…いちごは体は男の子だけど心は女の子!!こんな二人のラブコメです。これはこれで良いのですが掲載誌の関係でこんなに作品の方向性が変わってしまうとは…

【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「カプリの真珠」上原きみこ(ポケットコミックス)
いかにも上原きみこ先生らしい正統派の作品です。週刊少女コミック時代の作品が好きな貴方にはおすすめです。もちろん乗馬が出てきたりもします。

第3巻には「タヒチアン・ロマンス」が第4巻には「ビバ!ジャネット」「いもうと」が巻末に収録されています。週刊少女コミック連載作品ですがフラワーコミックスで発行されずにポケットコミックスで発行されていたため発行部数が少なかったらしく入手しづらかったのですが復刊されました。読みたい貴方はそちらでお読みください。


【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「樫の木物語」水上澄子(KCなかよし)
漫画好きに評価の高い水上澄子先生の代表作であり続編や番外編が全作品に占める割合が高いライフワーク的な作品です。

続編が「花かざりの道」「ぼくたちの行進曲」に収録されています。番外編に「銀色のリフレイン」があります。そちらの作品も読むことをおすすめします。特に「銀色のリフレイン」は「樫の木物語」と同じ時間と空間が出てくるのでおすすめです。参考までに「樫の木物語」は三男のガールフレンドからの視点になっていますが「銀色のリフレイン」は長男のガールフレンドからの視点になっています。

【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「愛はどうだ!」谷川史子(りぼんマスコットコミックス)
「おひとり様物語」で有名な谷川史子先生のりぼん時代の数少ない連載作品です。番外編にあたる「ごはんにしよう!」が併録されています。

小町はファンだった少女漫画家の春海まりも先生が男性だったとショックを受ける。実は春海まりも先生は小町のお姉さんの恋人だった…という話です。余白スペースで友人の漫画家がイラストを描いています。特に内藤泰弘先生が描いた物は必見かもしれません。それ以上に必見なのは「告白物語・特別編 ふたりの肖像」という描き下ろし漫画です。

【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「3月の第2ボタン」水沢めぐみ(りぼんマスコットコミックス)
「姫ちゃんのリボン」で有名な水沢めぐみ先生の短編集です。可愛らしい絵と読者の等身大の普通の女の子の物語を描くことによって長年に亘ってりぼんで活躍しています。

表題作は卒業まじかの幼馴染に起こる心の変化を描いた作品です。何故か巻頭に掲載されていません。併録作品は「1月のメリーゴーラウンド」「女の子はゲンキ!!」「バスケットガール!!」です。「女の子はゲンキ!!」は元々読み切り作品だったのですが、2話分をこの単行本のために描きおろしています。

【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「はるかなる風と光」美内すずえ(マーガレットコミックス)
「ガラスの仮面」で有名な美内すずえ先生のヤバイ系作品です。「カニバリズム」や「人種差別」が絡んでいるにもかかわらず復刊されています。

このような問題あっても復刊されるのは手塚治虫先生の作品だけだと思っていました。復刊された単行本は問題が解決するように直されているとは思えません。一部に問題のある作品ですが全体的に見ると話は素晴らしいです。ちなみに第2巻には「霧のフランツ」第3巻には「エリーゼの微笑」という読み切りが掲載されています。

【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「スーパードール・リカちゃん」征海未亜(KCなかよし)
タカラ社の着せ替え人形であるリカちゃん人形の発売30周年企画作品、同企画のアニメーションのコミカライズ作品です。設定や話は暴走!!こんな過激な人形遊びしませんよ?

本編より洒落で描いているおまけが見物です。特に「それいけ!ジャイアントスーパーメカドール リカ」なる4コマ漫画!!「ジャイアントロボ」のパロディで面白いです。また前回までのあらすじのコーナーに描かれているあらすじと何の関係の無い4コマ漫画はおバカでGOOD!です。ちなみに巻末に外伝である「夢恋草紙」が収録されていますが原作は無視されています。


【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「水色時代」やぶうち優(フラワーコミックス)
内容を説明すれば「中学生日記」のような作品といえばわかりやすいでしょうか?水色時代のプロトタイプ的作品「12のソネット」もおすすめです。

連載終了してからアニメ化されたため漫画は意外と古い作品です。アニメ化に合わして「新水色時代」が連載されていました。こちらも内容はほぼ同じ作品ですので続けてお読みください。ちなみに復刊されていますが元版の方が探しやすいと思います。参考までに「12のソネット」は短編集の「とんだ新記録」に掲載されています。

【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「ひぐらしの森」内田善美(ぶ〜けコミックス)
執筆活動を停止して永い月日が過ぎているにもかかわらず一部の間で根強い人気を誇る内田善美先生の読み切り作品を集めた短編集です。

圧倒的な絵の巧さと独特な世界観のある作品群が収録されています。倉持知子先生の「青になれ!」の第1巻と同時発売で一番最初に刊行されたぶ〜けコミックスなのですが、表題作以外の収録作品の「時への航海誌」「雲の魔法よ風の船」「7月の城」はりぼん系雑誌で掲載されていました。

【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「アルペンローゼ」赤石路代(フラワーコミックス)
「P.A.」で有名な赤石路代先生の初期の代表作です。「炎のアルペンローゼ ジュディ&ランディ」というタイトルでアニメ化されました。連載終了後にアニメ化されたためアニメ放映時に第2部が連載されました。

アニメの劇中音楽はスタジオジブリの音楽で有名な久石譲先生が担当しておりクオリティーが高いです。ただ「オーストリア交響曲」は交響曲というよりピアノ協奏曲と言った方が近い曲構成になっています。ちなみにCD化されています。アニメは打ち切りになったためかなり強引な終わり方をしているので漫画版の方がおすすめです。

【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「ベルサイユのばら」池田理代子(マーガレットコミックス)
ほとんどの男性が少女漫画を読まなかった頃の少女漫画で今でも根強い人気を誇る数少ない不朽の名作です。宝塚歌劇団の舞台演目としても有名な作品です。

女性なのに男性として育てられた男装の麗人オスカルの壮絶な一生を描いた大作です。物語はフランス革命によって急展開のクライマックスへ…ぜひ読んでいただきたい作品です。念のために言っておきますが史実に沿って物語は進んではいますがオスカルは実在の人物ではありません。

【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「ぶきような魔法使い」森本里菜(りぼんマスコットコミックス)
描きたい物を描くという願望が強いイメージがあるため雑誌(りぼん)の方針と若干ズレた作品を発表してきた森本里菜先生の隠れた迷作です。

内容は主人公が好きな男の子と実は両想いとわかったのですが相手はそうとは気付かず告白された他の女の子と付き合い始めて…そのまま身を引いて何も起きず終わってしまします。普通りぼんでは三角関係になって主人公は好きな男の子とくっついて終わることが普通です。雰囲気は悪くないので私は好きな作品ですが発表時期から考えると編集がこの内容でOKするとは思えないけど…どうやってOKとったのだろうか?


【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「トゥインクルきゃっと」片岡みちる(KCなかよし)
「なかよし」で活躍した片岡みちる先生の出世作です。ちまちました絵が可愛いです。出てくる女性キャラが変なキャラばかりです。ある意味萌キャラ漫画?

内容的には魔法使い(ネコ)が現れて願いを叶えてくれるということで…魔法をかけてもらったのですが間違えて「ねこになる魔法」がかかってしまいました。ところが魔法の解き方がわからない。おかげで何かあるたびネコミミに!!個人的には魔法解けなくても良いんでない!?可愛いよ?

【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「空のまんなか」香村陽子(りぼんマスコットコミックス)
地味で堅実な絵なのですがキャラクターは結構クセのあるキャラクターが多いです。それが魅力です!!ちなみに苗字は「かむら」と読みます。結構「こうむら」と間違えられているような…

個性的で目立つ兄弟の中で唯一地味な存在である「京(みやこ)」が主人公のホームコメディです。読み切り作品掲載後に短期連載されましたが人気があったため再連載されました。個人的には連載前の読み切り作品群が好きです。テンポが良くて読みやすくておすすめの作家です。単行本の巻末に描いているおまけ劇場はいつも楽しませてもらっています。

【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「楽園同盟」篤見唯子(ラポートコミックス)
フィギュア好きの貴方にはサークル名の「薄荷屋」の方がわかり易いかもしれませんが、イラストレーターの篤見唯子先生のコミック単行本です。

「マジキュー」の読者参加企画「瓶詰妖精」やゲーム「Iris〜イリス〜」のキャラクターデザインでも有名です。かなり古い作品なのですが、すぐ篤見唯子先生の作品ってわかりますよね!?基本的に絵柄は変わってませんが等身が変わっています。読者層から考えると少女漫画なのでディープなファン以外にはおすすめはしません。

【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「魔法使いさんおしずかに!」竹本泉(KCなかよし)
竹本泉先生の初期の代表作です。ほのぼのとした作風と丸っこい可愛い絵柄は健在です。作品中に魔法使いが出ていますがどう見ても脇役です!?

主人公の叔父の美人に対するイメージ(偏見)は強烈ですが個人的には(経験からみて)偏見だと否定できないな…ちなみに特に理由はないとのことでしたが、なぜかこの作品だけ復刻されていない状態が長かったこともあり高額で取り引きされていた時期がありました。今は復刻されていますのでそちらでお読みください。

【週刊迷作伝説・おすすめ少女漫画編】
おすすめファイル 「平均台のビーナス」風かをる(KCフレンド)
風かをる先生は別冊マーガレットでデビューし鈴木房子先生名義で活躍していました。別冊フレンドへ移籍後に描いた作品群が掲載されています。

チビで太っているマリは柔らかい身体を活かして体操部に入り。ダイエットをして体操選手として開花していく話です。表題作の他に「モデル志願は超ミニサイズ」「お見合いの相手はなんと0歳」「ヘイ!ユー!気になっちゃうわ」というテンポがよくて読みやすいコメディー作品が収録されています。

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