以前からヤフオクで狙っていたECR33スカイライン(ターボ)の4POTキャリパー&ローターを見事Get!hiroさんのお友達のTちゃんに取り付けをお願いしました。
取り付けにあたって、ほかにどの部品を揃えたらよいか?かなり悩まされました。
HPや雑誌等から情報を得たのですが、色々な情報がごちゃごちゃになり、頭の中が大混乱(@o@)
なんとか自分なりに情報をまとめ部品を調達し、いざ決行へ!!
私自身ほかのグレード(前期・後期含めて)の場合の取り付けについてはハッキリした確証が持てませんので、 ここでは私のステージア(前期RS-Four)にECR33キャリパー流用する場合という前提で説明を含め報告したいと思います。
まず必要なものとして、これだけの部品を揃えました。
・ECR33フロントキャリパー&ローター
・ECR33リアキャリパー&ローター
・ブレーキホース(フロント・リア) 33、34GT−R用 (私は欲張ってnismoのステンメッシュのにしました(^^;)
・フロントブレーキチューブパイプ 32GT−R用 (右:46245−05U01 左:46246−05U01)
・リアブレーキチューブパイプ&ブラケット 32GT−R用 (右:46315−04U10 左:46316−04U10)
(右:55286−04U10 左:55287−04U10)
・フロントキャリパーボルト&ワッシャー 32GT−R用 (ボルト:08044−2451A ワッシャー:01311−01251)
注):Vスペックはブレンボキャリパーなので、Vスペックでないノーマルモデルのものです
・キャリパーボルト用のカラー(12mm→14mmにするためのもの)
・バックプレートは経費節減のため、ステージア純正のを干渉する部分だけ切り取り加工してそのまま使いました。もし新品に換えるのならECR33用で良いでしょう。
手に入れたECR33キャリパー |
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フロント(画像はオーバーホールの為、すべての部品を外した状態) |
リア(同じく、すべての部品を外した状態) |
その他購入した物 |
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nismoの33,34GT-R用ステンメッシュブレーキホース |
チューブパイプ、ブラケット、ボルト等 |
12mm→14mmにするためのキャリパーボルト用のカラー |
↓に書きましたが、結局使いませんでした。 |
以上です。しかし、この中には結局使わなかったものがあります。
それは「フロントキャリパーボルト&ワッシャー 32GT−R用」と「キャリパーボルト用のカラー」です。
結論を言うと、前期RS-Fourのナックル径は12mmでECR33のキャリパー側も12mmなので、カラーの必要はありません。ステージアに付いていたキャリパーボルトがそのまま使えます。
しかし注意しないといけないのは同じ前期ターボモデルのRS-FourVの場合、ナックル径は14mmなのでカラーが必要となります。
現にJITUさんのステ(RS-FourV)は32GT−R用キャリパーボルトにカラーをかませて取り付けてあります。
このあたりの情報がネット上のどこにも載っていませんでした。
たぶんRS-Fourは純正ホイールが15インチ、RS-FourV は16インチなので、そのあたりの関係かと思われます。
でも不思議だよな〜。なんでわざわざ部品変えるんだ???
マスターシリンダーについては33GT−Rもしくは34GT−R用に換えれば完璧です。
ノーマルでも容量がギリギリ足りているらしいのですが、さらにシリンダー径の大きな物に換えるとカチッとした踏み応えが出るようです。
JITUさん曰く、マスターシリンダーを換えて劇的に変わったと。。。これは換えるしかない!
私は個人売買で33GT−Rのマスターシリンダーを手に入れたのですが、マスターバックまでおまけで付けてもらいラッキー!!(^^)
マスターバックを大型化する事によって踏力が倍増され、マスターシリンダーの大型化によって踏しろが減ると聞きますが、、、真意のほどはよく分かりません(^^;
実際に乗り比べをすれば分かるんでしょうが、、、誰かやって教えてください(笑)
33GT-Rマスターシリンダー |
33GTーRマスターバック |
NABCO BM−57 |
M215T |
マスターシリンダーのシリンダー径の比較(AKさんのHPより抜粋)
<シリンダー径>
前期・後期NA>2WD・4WD>23.8Φ
前期・後期TB>2WD・4WD>25.4Φ
260・33GT−R>26.9Φ
ブレーキパッドに関してはノーマルに毛が生えた程度で十分だと思い、acreのスーパーファイターというのを購入。安かったし(^^;
acre の SUPER FIGHTER |
取りあえず何でもいいので |
あと今回私がこだわったのが、キャリパーの塗装でした。
制動力UPもさながら、やっぱり見た目も格好良くないとね!(^^)
さて、どんな色にしようかな?一番の悩みはこれだったかもしれません(笑)
最終的に青色(インプレッサの青を少し薄くした色)にしてもらいました。<これは塗装屋に頼みました
”NISSAN”の文字だけは自分で塗りましたが、なかなか綺麗にできて自分でも満足してます。(^^)
ローターはそのままでは錆がひどく醜いので塗装しておきました。経費節約のため、このくらいは自分でね。
フロント |
リア |
思いの外”NISSAN”の色が綺麗に塗れました。指先に神経集中しすぎて疲れたです(^^; |
並べて見ました |
ローターの塗装 |
ん〜綺麗な色だ〜 |
耐熱スプレーで塗りました。マスキングはしなくて大丈夫です。思いっきり塗っちゃいましょう! |
さて取り付けにあたってですが、まずフロントから。
フロントはほぼボルトオンで付きました。(私の場合カラーも必要なかったですし)
変更した事といえば、バックプレートの一部切り取りくらいです。
あと、一ヶ所ブレーキチューブとブラケットを留めるところが留めてありませんが、強度的に問題ありません(画像参照)
フロント取り付け |
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ブレーキホースの取り回し |
ブレーキチューブの取り回し | ブラケットに留めてないところは画像右の所 |
続いてリアですが、32GT−R用のブレーキチューブ&ブラケットを使ったため、ブレーキホースの向きがステージアの場合と全く逆になりました。
そのため、ボディー側のブラケットとチューブがそのまま使えず、私の場合ブラケットを新たに製作しました。
本体側のブレーキチューブも手曲げして使っています。
その他の変更点はフロントと同じくバックプレートの一部切り取りくらいかな。
リア取り付け |
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キャリパー側ブレーキチューブとブラケット |
本体側のブレーキチューブとブラケット(自作) | ちなみに純正ではこの様な形をしています。これを左の写真のように変えました。 |
ここで一つ補足なのですが、JITUさんの場合ECR33のブレーキホースとブレーキチューブ&ブラケットを使って取り付けています。
これはECR33の場合の正規取り付け方と見受けられます。
私の場合もこの取り付け方法をシミュレートしてくれたようですが、どうやら私の用意したステンメッシュのホースではギリギリ届くかどうかというところで、少し無理があるため前述の方法を取ったようです。
たぶんノーマルのゴムホースであれば多少伸びますのでギリギリ取り付けができるようです。(多少ジャッキアップ時にホースに負担が掛かっているように見受けられますが、まあ許容範囲内なのでしょう)
JITUさんの場合のリア取り付け |
ECR33の取り付け方をそのまましてます。 |
ちなみにこれは RS FOUR S のリア (左足回り) |
Sの場合、ブラケット換えなくてもそのまま付きそうです。 |
以上で取り付けは完了。
完成写真をどうぞ。
フロント |
リア |
補足
基本的にECR33キャリパーは16インチホイール対応です。純正の15インチホイールが実家においてあるのですが、試していませんが多分履けないのでしょう。
感想
まず踏んだときのフィーリングが今までと全然違います。少しの踏みしろでカチッと止まります。
ブレーキタッチが以前に比べ重くなったので、最初はちょっと慣れが必要です。
あと特に変わったのが高速域からの制動力ですね。これは今までと明らかに違いますね。
その他
今回私はキャリパー前後オーバーホールしてもらいました。<Tちゃん様様ですv(^^)v
フロントキャリパーについてはシリンダーの錆がかなり出ており、かなりビックリさせられました。
結局4個のシリンダーを交換したのですが、、、出所の分からないキャリパー(特に解体屋からなど)については注意が必要です。
キャリパー外してずっと放置されていたような物はシリンダーが錆びますからね。
オーバーホールしなくても乗れないことは無いのですが・・・まあブレーキだけに私は安全をみました。
これがさび付いてたシリンダーです
画像では見にくいかもしれませんが、窪みの所が錆びだらけです。
最後に、いろいろと質問や相談にのって頂いた方々、取り付けをして頂いたTちゃんに、この場を借りて深く感謝の意を表します。m(_ _)m
参考にさせて頂いたHP (Special Thanks!)