むずかしいことはなし
さりとて 自分なりにこだわりを持ち
自由気ままに金魚しています

墨質はもちろん、墨が主張する景色
たった一滴で迫力満点、侘びもm醸す墨の魔力・・・などと大それたことは言いません
キャリコ模様の墨も素敵ですが、もう一歩踏み込んでを楽しむ
自己満足的の楽しみ方「「お墨付き」
呼び名も解釈も自分流、話の種にどうぞご覧ください
墨シュブン
墨は生きる

2004年 東名高速をひた走り焼津に出かけた時のこと
とある金魚屋さんでひときわ冴える墨を見つけた
今まで見たことのない墨、何度も何度もシュブン水槽に求めていた墨
心躍り、乱舞したい気持ちを抑えてタモ網を手にしたものの
広いタタキ池に収容され思うに任せず、あげくに底のヘドロが舞い、姿わからず・・・
「縁がなかったんだな」 意気消沈して帰路についた 
冴える墨、一尾のみ輝いて見えた情景が忘れられずに眠れない夜を過ごし
なんとしてもあの墨を連れ帰らなければ、と
しかし、もう一度行くのか、たかがシュブンのために・・・
自問自答は「もちろんさ」

翌週、再び一路焼津へ
はやる心を落ち着かせ、慎重に慎重にタモ網を使って桶に入れた
やった!
冴えすぎる墨、口墨が地体の墨を予感させ
この子の墨はもっと生きる!と直感した次第


左は当才のころ
一見、紅の消えた変わりシュブンで
墨模様も迫力がありませんが
墨質は抜群
見たら忘れられない逸品でした

2005年
たま金池での放流で
大胆な墨を載せ帰ってきました
墨自体が見せ場を持つ
期待どおりの墨上がり
「墨を読む」
聞こえはいいですが
わかりやすく言えば
「墨上がりを期待する」
という錦鯉のような楽しみ方

ご覧のとおり
歳を重ね、墨模様も動きます
金魚の場合、消えていく墨が多い中
墨シュブンはますます墨質を上げ
大胆な姿を表現
さらに右肩、頭頂の墨が出現し
将来の面割りを予感させました

2008年 もう一度、たま金池で仕上げよう・・・
これが大いなる冒険
残念なことに再び上がることなく消えてしまいました

朱文金としては失格であった墨シュブン
しかし、概念にこだわらず「楽しいこと」を楽しませてくれたのも墨シュブン
これから彼のような墨に出会えるのか
再びシュブン売場を見つめながら新しい出会いを待っています


墨シュブンは
金魚日本一大会で
栄えある珍魚賞をいただき
その後
控えめな登場ですが
いろいろな場面で幾たびか
活躍しているようです
機会があれば
どうぞ
ご覧くださいませ

2008金魚暦カレンダー

KingyoDo
緋写り(墨写し)

錦鯉緋写りのごとく墨と緋をして簡素で、かつ大胆な風景を醸す・・・
このタイプ、シュブンとコメットの交配から容易に生まれますが墨の残存が弱いのが玉に瑕
庄内さくら、庄内にしき、そして変わりシュブンから
とてもいい墨が生まれましたが残念なことに種を落としてしまいました
復活を祈願している次第
三色(さんけ)

錦鯉で三色(さんけ)と呼ばれる色調をもとに、浅葱を絞り、「白・紅・墨」をして見せ場を持つ
「白地冴え、紅踊り、墨で決める」を楽しんでいます
見せ場を生かすも殺すも墨次第
墨一滴、ツボにはまれば・・・などと
わがままな墨に翻弄されつつも墨の魅力を楽しんでいる次第

烏(からす)

烏は、メラニズム(黒化)した朱文金
墨シュブンのように地体の資質が浮かぶ墨でなく
言うなれば日焼けが進んだ墨、体表へ墨の粉を振りかけたように広がる感じです
中途半端では汚れ墨に終わってしまいますが幅広く墨が上がったものが烏(からす)
一時期、どうにもこうにも墨質の悪い、ソバカスだらけのシュブンが流通しましたが
その中でもメラニズムが激しいタイプの名残
最近では朱文金自体の質が上がり、ある意味、珍しいタイプとなりました
しかし、まだまだいます

墨シュブンのような
漆黒さはありませんが
メラニズムが進んだ個体は
かなりのインパクトがあります
興味のある方は
探してみてください
まだまだいるはずです
五色・霞

霞がかかったような墨、五色墨
霧・霞状の墨を有し、地体と相まって藍、紫など微妙な雰囲気を醸しながら和風の風合いを持たせます
この墨、弱そうに見えますが水温や水質、環境により大いに変化するとともに
「消えたはずがまた浮かぶ」というおもしろさを秘め
なかなかいい!

キャリコの変わりとして生まれる五色
五色を墨と解釈するには「?」かも知れません
しかし、個性的な彼ら、藍も紫も色合いの奥行きは「墨」である気がします



まぁ、気楽にやっております
お気に入りを探すだけ
墨が醸す景色や風合い、色合い
お墨付きの彼ら
こんな楽しみ方、いかがですか
玉サバ応援隊