Nokto De La Galaksia Fervojo 銀河鉄道の夜

ここでは、1996年リリースされたアルバム「銀河鉄道の夜」の楽曲解説をしようと思います。
あくまでも個人的な目で見たものなので「へぇ〜。でも自分はこう思うなぁ」と考えてくれると
うれしいです。

〜久石譲「Nokto De La Galaksia Fervojo 銀河鉄道の夜」(1996)楽曲解説〜
読書感想曲というところか、おなじみの宮沢賢治著の「銀河鉄道の夜」から
インスピレーションを受けて作ったアルバムだ。久石譲が描く宮沢ワールドが凝縮されている。

本当の幸いとは何か?というテーマに基づいて書かれている宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の世界観を見事に表現しているアルバムだと思う。またサウンドの使い方も非常に銀河を駆け巡る汽車に乗って・・・という雰囲気が伝わる。
ジョバンニとカンパネルラの深い友情が涙を誘う・・・そしてあまりにも悲劇的な別れは本当に涙が流れた・・・私のお気に入りの本の一つである。

銀河鉄道の夜
(04:16)
メインテーマ。お話の始まりという意味なのか、単に。D
三人の漂流者
(03:55)
3/4のワルツはなんともいえなく軽快に走っているようだ。A
プリオシン海岸
(04:25)
確かこれは銀河鉄道の途中駅でここでジョバンニとカムパネルラは胡桃の化石を拾うというシーンだったはず。北十字を超えて次の駅。G♭
チェロの主旋律がカッコイイ!
天気輪のワルツ
(03:07)
ジョバンニが丘へ上って天気輪の柱の丘で思いふけるシーンだ。
まるでピアノでその思いを語っているようだった。B(C♭)
鳥を捕る人
(03:05)
列車に妙な巨漢な大男が向かう席に座ってきた。その男は食べるかといって鳥を渡す。だがどう見てもお菓子なのである。そして途中で消えて鳥を捕ってくる。F#m
ジョバンニの風景
(04:43)
ジョバンニの心。学校でのいじめや仕事場でも大人にいじられ散々な目にあっているが、ジョバンニの心はなんて美しいのだろう・・・
何光年先も光に満ち溢れているようだ。
北十字
(03:26)
個人的に一番好きな曲だ。北十字は非常に無の空間が感じられる。その無が私の心を無にしてくれる。一番宇宙を感じることが出来る局かなと私は思う。Reverbの使い方がうまい!F
サザンクロスの祈り~New World~
(04:52)
この曲は遠き山に日は落ちてである。神聖的なサウンドだ。
ちなみにサザンクロスとは北十字(ノーザンクロス,Northern Cross)に対する南十字(Southern Cross)だ。C
カムパネルラ
(04:20)
外見は凄く強く見えるカムパネルラだけどやはり心は母親の死で凄くさびしい思いでいっぱいなのだ。複雑な生い立ちということもある。
銀河鉄道の夜(reprise) (04:04) repriseは再びだ。メインテーマをピアノソロで弾いたバージョン。
エンディング

※あまりメロディには同じという言葉は使いたくないというのが自分の本心。それぞれの曲の顔はたとえメロディが同じだとしても、顔は違うと思う。。

ピックアップ(My Lost City)

一部は著書「I am~遙かなる音楽の道へ~」に書かれた制作秘話を参考にして書いてファンに引き寄せられるような内容で書いたつもりだ。