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| 枡は古来より、量を測る道具でした。人類の歴史において、文明や国家の誕生とともに、絶対なくてはならない制度の一つが計量制度です。計量単位を定め、正確な計量器が作られないと、私たちの生活は大パニックになることでしょう。物の長さ、重さ、量などが、正確に測れなければ、学術や産業の発展もなかったでしょう。 枡は、米や麦などの穀類、酒や油などの液類等を測る道具として生まれました。人類の歴史の中でも、重要な役割を担ってきたのです。 |
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| 枡を英語で言うと、Japanies Measureだそうです。つまり日本のはかりです。枡はいつ頃生まれたのでしょうか?諸説ありますが、640年に制度が定められたとも言われています。社会の教科書に出てくる大化の改新が645年、枡ってずいぶん昔からあったものなんですね。ちょっとすごくないですか? 枡の規格は、ずっと長い間バラバラでした。日本各地で様々な容量の枡が使われていたのです。ようやく統一に向かいだしたのは豊臣秀吉の太閤検地の際、京都で使われていた京枡が用いられた頃からです。その後徳川家康が江戸枡を定めたため、しばらく京枡と江戸枡が混在しましたが、やがて京枡に統一されました。 |
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明治以降は、国が免許を与えた業者が、国の定めた基準器に従い枡を作ってきました。国による定期的な検定も行われました。しかし1983年に計量法の対象から外れ、永年のはかりの役目を終えました。現代では、酒器や節分の用途が一般的でありますが、香りを楽しむ“和”の置物や物入としても使用されています。 |
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| “ますます はんじょう” | 昔の枡(液用) | |