しらとりフォーゲル隊春季スキー訓練(3月26日〜29日)に同伴するため、会社の仕事の調整を行いました。全日程参加は曜日の関係もありとても無理です。そこで、一日早い3月25日先発隊として私+妻+隊員3名(小学校3年生2人・幼稚園年長1人)で出発させていただきました。親先生にお取次ぎいただき、車にて10時50分教会を出発しました。出発の折、親先生から栂池は昨日からの降雪で一晩で40cm積もったとの情報をいただきました。先日までの新聞積雪情報においても、この時期にしては大雪で300cmの積雪であるとのことです。名古屋ではもう春ということもあり、なんとなくうきうきした気分で出発しました。

道中、天気もまあまあで行き交う車も少なく順調に車を走らせました。車も昨年11月に新車に替えさせていただき、初めての栂池へのドライブで遠乗りの感触を楽しみながらハンドルを握ってました。一路向かうは勝手知り尽くした栂池ロッジ。天気はまずまず。同乗者もみんな元気。……気分は爽快……

  • 大町から降雪、佐野坂より道路に積雪。新車のフルタイム四駆とスタッドレスタイヤの相性も良いみたいで、雪道も安定感があり調子よく走る。
  • ロッジまであと少し。しかし白馬より吹雪。前が大変見にくくトロトロ走行に。
  • 午後4時20分なんとか亜細亜大学山荘駐車場着。管理人さんに車の件、お願いする。

  ・管理人さん「今年は雪が多いよ。金光さんまでは大変そうですね。カンジキ、ありますか?」

  ・誠「あっ、いえ、持ってません。でも慣れてますから…大丈夫です!」

                     ( あとで思い出しても笑えてくる返答です。)

  • 午後4時50分徒歩にて5名、ロッジを目指し雪中に足を踏み入れる。
  • 昨日からの約60cmの積雪にはばまれ、ラッセルしながらの行軍。最初はブルドーザーが入ったと思われ、股下まで埋まりながらの一列縦隊雪中行軍。

(どこまでこの状態なのかと不安。少なくともロッジ敷地まではこのままと思いつつ、足を進める)

  • 突然、2mの雪の絶壁。なんとロッジ敷地まで15m手前ではないか。

       (正直言ってガックリ。ここまででかなり疲労してる。……精神的にショック大)

  • 気を取り直し、絶壁を崩しつつ、後に続く隊員たちの足場を確保する。

       (だんだん不安がつのってくる。大人だけであれば不安はないのだが)

  • 2mを登り終えロッジ方面を眺めると、そこはもはや別世界であった。人を寄せつけない雪原であった。

                  (とても綺麗な景色だ。私はこういう景色が大好きです)

  • 積雪約3メートルオーバーと思われる。30周年記念ポールと看板は上部1mぐらいが雪から見えるのみ。第2ロッジは2階だけが見え、1階はすっぽり埋まってる。はるか遠くに霞んで見える第1ロッジは屋根が雪に埋もれコンモリしてるのみで見えない。         

                     (あ〜〜やっぱり、大雪なんだ。と実感する)

  • かなりヘトヘトだ。気を落ち着かすべき煙草に火をつけ、腰を雪の中に降ろす。まもなくここまでたどり着く隊員たちを2mの絶壁の上から見守りながら。

   (……はたしてリュックを担いだ隊員たちはロッジまでたどりつけるだろうかと不安が募る)

  • さ〜〜てとっ。ここからは腰上まで雪に埋まりながらの本格的なラッセルが始まる。一歩一歩にさらに時間がかかると予想され気合を入れなおす。
  • まずは、試しに隊員を先頭にする。バテないようゆっくり進むよう、交代しながら進むよう声をかける。予想に反し大人より沈むのが少なく順調に進むではないか。なかなかやるな〜。
  • しかし、15分後、スノーブーツが脱げ雪が入ったり、雪に埋まったり、手袋がとれたりして、一気に精神的にバテたらしい。文句を出だし、歩みがストップしてしまった。ただ、絶壁から記念ポールまでの20mを隊員3人でよく頑張ってくれた。
  • 隊員3人に礼を言い、交代。
  • ここからはみんなで声をかけあいながら、一歩一歩大雪をラッセルしながらの一列縦隊雪中行軍再開。

……苦しい・・・苦しい・・・雪中行軍が続く……

  • だんだん暗くなってきて心細くなる。幸い、雪は小降りになっていた。

 (……もし、まわりにロッジもなく深い雪が続き夜がくるとしたら…雪山での遭難はこういう状況で 発生するのかも知れないなと思いつつ……)

  • 隊員はよく頑張ってるが、大人はへとへと。ヘ〜と、へ〜と。……へ〜〜〜と、、へ〜〜〜と。
  • ようやくなんとか弟1ロッジに辿り着いたのが、午後6時過ぎ。皆、雪がスノーブーツの中に入りズボンが濡れ、寒さのため震えている。
  • 早速ストーブをつけるも、室内はしっかり冷え込んでおり、ちっとも暖がとれない。隊員は震えてる。
  • お湯を沸かすため、水を出そうとしたら、なんと不凍詮のコックが凍り付きビクリともしない。
  • 幸い玄関の水道栓は生きていたため、水を汲みストーブにかける。
  • さらにお湯を沸かそうとプロパンガスのコックを開きガスレンジに着火しようとしたが、火がつかない。
  • いろいろ調べたら湯沸し器に通ずる配管の継ぎ手部分でなんとガス漏れをおこしていて、マイコンメーターが自動感知しガスを遮断してると判明。
  • ガス漏れ部分にビニールテープを巻き応急処理をし、ようやく復旧する。
  • お湯を沸かし、不凍詮にお湯をかけ、通水を確認する。
  • 大雪に埋まったロッジ内はしっかり冷え込んでおり、なかなか室温が上がらず体が温まらない。
  • ……午後8時40分、“優雅に夕食をと用意したスキヤキ”をようやくいただくことができました。……

            (ホッとしました。助かりました。神様ありがとうございます)

               ………………以上で雪中奮戦記終了……………

 あらためて、栂池の自然の厳しさ、栂池ロッジ使用の困難さを実感しました。特にこのような大雪の冬季においては、ロッジの使い勝手の未熟な方の利用は無理だなと実感しました。そして、いよいよ古い設備を更新するべき時期だと思わされました。今回またまた、栂池ロッジからいろいろ勉強させられました。そして、この経験を今後のことに活かしたいと思わされました。

……みなさ〜〜ん。今年はこの時期にしては本当に、と〜〜っても大雪で〜〜す……

 

翌日、しらとりフォーゲル隊本隊に合流しました。26日から29日の日程でスキー訓練を行なってます。

例年になく大人数です。総勢28名。(リーダー5名、隊員19名、父兄4名)

天候は25日雪、26日雪ときどき吹雪、27日晴天、28日曇りのち雨、29日曇り。

27日昼過ぎ、フォーゲル隊員全員最後まで事故・病気のないようご祈念し、今回の思い出の栂池を後にし、名古屋への帰路につきました。ありがとうございました。

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