ロッジに育てられて20年 |
木村光昭 ロッジが栂池高原親ノ原に開設された時、私は高校二年生だった。当時高校の山岳部に籍を置いていた私は、ロッジ開設の報に接し自らの体内に流れる信州人の血が騒ぎ、加えて雪山へのあこがれの気持ちが働き、さっそく叔父である熱田教会長に、冬休みの小屋(ロッジ)番をさせて下さいと願い出た。許可がおり、終業式がすむと早々に、10日分の装備をワイドサックいっぱいに詰め込み、心をウキウキさせ、熱田教会経由で現地へ向った。 この時から20年、私と青少年の育成願いとする栂池ロッジとの関わりが始まった。 貧乏学生の自分でも、手軽にスキーが出来る場所ができてよかった。くらいな意識しかなかった私でしたが、使わせて頂くたびに何か」失敗をし、そのたびに先生からきつい、きついお叱りを受け、それにもめげず又使わせて頂き、又お叱りを受け、そのくり返しの中で、「こんどこそ先生に叱られずに使わして頂こう。一つ一つの事に心を配り、大事に使おう」という気持ちになっていった。 今思うに、“実意を込めて すべてを大切に”という本教の精神を、ロッジの利用を通し育んで下さったように思う。加えて、北アルプス白馬の山々が、その豊かな表情を持って、私の心の底に根付いていた天地の心を覚醒してくれ、今日の御用の大きな支えになっている。 今この20年をふり返ってみるに、次代を担う青少年の育成を強く願われた、教会長先生をはじめ信徒会の方々の祈りによって育てられた自分を強く感じます。 先生はじめ信徒会の皆様に心より御礼申し上げると同時に、育てられた育てられた私も又、同じ願いを持ち、青少年育成の御用に取り組ませて頂く所存です。 最後に管理部の皆様へ、「いろいろご迷惑をかけ申し訳ありませんでした。」 おめでとう栂池ロッジ!弥栄栂池ロッジ!。 |