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 「栂池ロッジ」は、集まってくる全ての若者に、情操豊かな人間性を発見し、培ってくれることを願っていて、いつもやさしく私達を歓迎してくれた。

 早朝、すがすがしい大気が漂い、小鳥がいっせいにさえずり始める。「おーい。早く起きろ!出てこーい!」・・・・・突然大きな声が広場でする。・・・・・朝日に輝く残雪の白馬連峰がくっきりと浮かんで、子供らの目の前にある。あまりにも大きい白馬岳の雄姿に、子供達はただじっと見つめる。そんな大自然の中の生活は子供らの心に変化を与え、しだいに心を大きく広げいく。小さなことにこだわっていることがおかしくなってくる。顔を洗い、口に含む栂池の冷水が心身ともに清めていく。みんな大天地に生かされている事に気がつく。自然の恵みを肌に感じる。都会での責務と重圧からすっかり開放されて、生き生きとした心によみがえる。キャンプが終わる頃には、心にゆとりさえ生まれ、十分命の洗濯がすんだ。彼と彼女の二人も、栂池でその大天地の心にふれて感動したのである。

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 柴島スカウトは金光教柴島少年少女会の事であって、活動形態がボーイスカウトとガールスカウトである。初めて栂池ロッジを訪れtのは昭和49年のこと、立山黒部アルペンルートを通って71名が、続いて翌年には85名、昭和53年には75名と大阪からバスで8時間の長旅後、元気に栂池ロッジでお世話になった。

 また54年の春にはシニアスカウトが、熱田教会少年少女会と一緒にスキー訓練をした。延総計239名、訪れた誰もがその時その折に感動の言葉を口にした。

 「心も体も洗われたような気がする」 「大きな都会の一隅で小さな事を思い煩っている事のナンセンスを・・・・・・」 「ポツンと真赤な朝日が目をさました。思わず、ビューティフル!」 「感謝、感激、感動の5日間」と。このように「栂池ロッジ」の役割は実に大きい。教内でいち早く大自然の恵みにふれる青少年育成道場の開設をされた熱田教会に心から敬意を表しお礼を申し上げます。また、栂池ロッジにたずさわる御信徒の皆さんも本当にご苦労様、ありがとうございます。今後さらに、「金光教栂池ロッジ」の弥栄を強く祈念します。

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