第25回公演「ツーハン生活」は無事公演を終了いたしました。

先日はご来場いただき誠にありがとうございました。「クライマックスのシーンが今一つ物足りない」「場転明かりが中途半端」「人物の背景の描きこみが今一つ足りないのでは」など樣様なご意見をいただきありがとうございました。また今後の公演にご意見を参考にさせていただきたいと思います。

今さらながら作り所として苦心した所は2点。一つは段ボールから梱包した人間が出て来るというのをいかに実現するか。まずは段ボールの大きさから決めるのですが、部屋に対するおさまり具合を本来ならば考えなければなりません。しかし、壁を立ててみなければ分からないのが実情。最終的には偶然ピッタリのサイズにおさまりましたが、段ボールの発注段階では片山をメジャーで図って宇佐美が適当にサイズを決めて発注しました。1m×60cm×80cm。これが折り畳んだ時にでかいことでかいこと。印刷業者の納品の時に自宅前で唖然としたことを覚えています。で、片山の梱包。自力で動ける程よい緊縛度をさぐりながらプチプチシートでくるみ、梱包材を詰め込みます。登場まで約30分の間つめっぱなしになるわけですから酸素など安全面での配慮もしなければなりません。(結局は本人に頑張ってもらいましたが・・・)で、詰めたはいいが、自力で倒れる確率が50%くらい。木わくやコンパネを詰めて箱を固定したりしましたが、結局芝居でフォローすることになりました。いやはやもう段ボールはこりごりです。

二つ目は主犯の石田が入ってきてからの距離感・緊張感。この間(マ)のやりとりが長いとおっしゃるお客様もいらっしゃいましたが、これは間がないと立しません。間のあいだに照明を変化させるなどの試みも取入れ、何とか仕上がりました。部屋の広さを無理にでも広く取っておいたことが幸いしたと思っています。でもこのシーンはもう一押しできたのではないかと反省もしています。
と、いうわけで、次回26回公演は6月。タイトルは「uchimata!」(予定)。次回はもっと笑える痛快な話になりそうです。それでは皆様とまた劇場でお会いできる日を楽しみにしています。

2002.11.1 宇佐美 亨

     
   

●前回公演 第24回公演「天使はまってくれない」

     
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