36話 ぼけ老人のルナ、警察に保護 2003.04.06

まずは、ルナがぼけ老人になる前の、16歳のときの勇姿をご覧くださいね。

2003年4月のことです。庭に放し飼いにしているはずのルナが見あたりません。
誰かが門扉を閉め忘れて逃げ出すことは過去にも頻繁にありましたが、しばらく待てば、必ず帰ってきたものでした。
ところがこの日ばかりは様子が違います。妻と二人で深夜まで探しました。ひょっとして側溝の奥に迷い込んで身動きできずにいるかもと思い、懐中電灯で探し回りましたが、どうしても見つかりません。死んでいなければいいがと心配でなりません。
翌日も探しました。あちこちに聞いて回りました。そうこうするうちに、4キロほど離れた交番に、犬が一匹保護されているらしいとの情報を得ました。

愛犬との感動の再会」を夢見て、私達は交番にとんでいきました。
いました。ルナです。ほんとうにほっとしました。
ところがところが、です。ルナは全く無表情で、喜んでもくれません。
ぼけが来ていて、感情が希薄になってきているのです。でも、食い意地だけはすごいものがあります。家に帰るや、ぱくぱくぱくぱく、餌にがさついていました。

情報によると、家から1キロ坂を下ったところで、ふらふら歩いているルナを見つけた人が、警察に通報してくれたのだそうです。ありがとうございました。

それにしても今まで行ったことのない遠くまで行くなんて、迷って帰れなくなったんでしょう。

左の写真でも、顔面神経痛みたいに顔がゆがんできているんですよ。