とんかつの美味しい店
福井市北四ツ居国道8号線沿い とんかつ味処 くら 
0776-53-6586  

私は生まれも育ちも名古屋です。生粋の名古屋っ子です。もちろん野球は中日、サッカーはグランパス、競輪は馬淵紀明、馬は古いけどオグリキャップです。
そして名古屋といえば、きしめん・味噌かつ・海老フライが、食の三種の神器でしょう。日本の他の地方の皆さんに聞きたいのですが、どうしてカツは味噌カツじゃないんでしょうか。不思議です。きっと美味しい赤味噌に恵まれていないんでしょうね。みそ汁が、どうして白味噌なんでしょうか。不思議です。それとも名古屋が、私が、日本の横井庄一さんなのでしょうか(取り残されてるってこと)。
私は大の味噌カツファン。何処へ行っても味噌カツです。レストランへ入ると、10回中9回は味噌カツ定食です。そんな私がナンバーワンにあげる店が、なんと名古屋ではなく福井にあるんです。十数年前の夏に福井の友人(野尻和利名人)に教えてもらい、九頭竜川に鮎釣りに行く楽しみが、また一つ増えました。ただここのカツは、どばっと味噌がかけてある純粋な味噌カツではありません。でもリンゴをベースにした独特のたれは上品な舌触りを楽しませてくれます。
店の作りも高級感たっぷり、値段も手頃なんですよ。
(注:私は高い店には入らない。と言うより入れない)。
大好きなヒレカツ定食と盛合せカツ定食の写真を撮ってきました。やっぱり超おいしいっす。ヒレの歯触りが何とも言えません。

ヒレカツ定食1470円 

盛り合わせ定食1580円


「くら」でいつものようにヒレカツ定食を食べていると、隣のテーブルの若者2人組が「うまい」を連発してカツ丼をおかわりしていました。聞くと「福井のカツ丼はソースカツ丼です。そしてここのソースカツ丼を食べたが最後、もうどこのカツ丼も食べられなくなってしまいます」
ソースカツ丼は別の店で一度だけ食べたことがありますが、普通のソースがかけてあるだけで、とても食べられたものではありませんでした。翌日「くら」で噂のヒレソースカツ丼を注文。一口口にしたとたん、思わず「うまいうまい」。何度も大声を張り上げてしまいました。
カツの揚げ加減はもちろんのこと、ふんわりをとろけるような柔らかな肉の舌触りに、特製ソースたれの絶妙な味が加わって、今まで味わったことのない信じられない美味しさでした。特製ソースは企業秘密だそうですが、あるメーカーのソースにみりんをブレンドしてあるそうです。 98.07.26記

ひれかつ丼定食1300円

ロースかつ丼650円

女将(メニューにはありません)

岐阜に味噌カツが大きくて美味しい店があるというので、行ってきました。わら草履のように大きな味噌カツでしたが、カツも味噌の味も私の舌を満たしてはくれませんでした。大きなカツはたたいて延ばしてあるんですね。肉を柔らかくするためと、大きく見せるためなんでしょうが、これではコロモばかりで、カツ本来の味を味わえないように思います。味噌も一口でノーサンキュー。評価は5点満点の3点。やっぱり『くら』には遙かにかないませんでした。これで行列ができるなんて、それなら『くら』なら大名行列ができます。辛口評価でごめんなさい。

岐阜県関市に味噌カツが安くて美味しい店があります。『くら』を知る前に利用していた店です。一般にごま油をブレンドして揚げている店が多いんですが、ここの店ではラードで揚げているんです。あっさりしていて揚げ味の評価は二重丸。そして人気の『ロースみそかつ』は900円と安値なのに超美味しいんです。でも安いのでボリュームは物足りません。『ヒレみそかつ』1200円(写真)に挑戦してきましたが、この店では目玉の『ロースみそかつ』に限ると思いました。

私の知ってるトンカツの作り方

1.肉たたきでトンカツをたたいて伸ばします。→肉を柔らかくします。
2.筋をはさみで切ります。→肉を柔らかくします。
3.元の形に、肉を縮めます。→伸ばしたままだと、コロモが多すぎます。
4.卵を念入りに溶きます。白身の固まりが残らないように、必ずしっかり溶きます。
5.泡を丁寧に取り除きます。→肉とコロモの間に気泡が入ると、出来上がりのコロモが肉から離れます。
6.市販のパン粉でもいいんですが、パンをミキサーなどで粉々にして付けた方がふっくらとします。
7.天ぷら鍋は、できるだけ深いものを使います。油はもったいなくても多めが原則。料理屋さんでは、ゴマ油を混ぜている所が多いようです。私もそうしています。
8.大切なのは油の保存。天かすをきれいに取り除き、光の当たらない工夫をして保存します。
9.タレの工夫がトンカツを引き立てます。『くら』のリンゴたれは絶品ですが作り方は?。