大家好!みなさん、こんにちわ!めいちゃんです。
第1回めいちゃん小菜廳に、御来店頂き、まっことにありがとうございます。
毎度毎度どうしようもない変な話しのこのコーナー、新装開店早々にまたまた
やってしまいますよぅーーーーーーー!!!!
これは、めいちゃんがまだ広州で広東語を学び始めたばかりの頃のお話です。
動物が大好き!な方、読まない方がいいですよ。めいちゃんは一切知らないよ‥‥。
ある日、広東語の先生がめいちゃんにきいてきました。「牛肉は好きかい?」
別に好きってほどでもなかったのですが、先生がわざわざ聞いてきたので、「はい」っと答えたのが全ての始まりでした。ジャンジャンジャンジャーーーーーン!
「じゃぁ、今度の日曜日にクラスの皆で牛肉を食べに行きましょう!先生のおごりです!」
そして日曜の朝がやってきました。先生に連れられて、日本人、イギリス人、華僑の計6人の留学生は、先生の友達という人の用意した製薬会社の車に乗せられて、北へ北へと向かいました。
二時間以上乗って、着いた先は<南方楽園>という遊園地。日曜と言うのにだーれもいません。
めいちゃん達留学生は、遊園地内のレストランに案内されました。
するとそこには!!!!今にも宴会を始めようかというオヤジ達がわんさか!!!
「なんなの??このオヤジの山!」
なんのことはない、先生の学生時代の友達やらそのまた友達だったのです。
製薬会社で偉くなったおじさんが費用をもって(といっても会社の金)、宴会を開いたのでした。
そして私達は先生のお飾りとして呼ばれたのでした。飲めや歌えやの宴会の後、束でチケットを渡されて、「さぁ!好きなだけ乗りなさい!」と、場内へ。
ぞろぞろとオヤジの大群の中、6人の留学生はあっちの乗り物こっちの乗り物と連れ回されました。
遊園地の乗り物が大の苦手のめいちゃんは、なんとか乗らずに避けてきたのですが、南方楽園名物?のローラーコースターまで来た時、「これには乗りなさい!」っと無理やり腕をひっぱられ、あわれめいちゃんは機上の人に‥‥‥そのローラーコースターは、イッチョマエに2回転もするしろもので、なのに安全ベルトは腰にあるただのぴらぴらベルトだけ!!!
いやぁーーーーーな予感がしました。これで2回もまわったら??くるくるくるくる??
ガタコンーーーガタコンーーーーーー
タッタッタッタッタぴたっ ‥‥‥‥(恐怖の沈黙)
ゴォーーーーーーーーーーーーーー!グルゥン!グルゥン!!!!
「あぁぁぁぁぁ!!!!アイヤァーーーーーーー!!!!(ゴキッ!ゴキッ!)」
ゴキッ!っと言う不気味な音!さぁ!めいちゃんは果たして無事なのか?
そして、めいちゃんを待ち受ける新たな危機とは??手に汗握って、次回をお楽しみに!!!再見!ばいばい!
〔めいちゃん???を食べる〕弐!
ガタコンーーーガタコンーーーーーー
タッタッタッタッタぴたっ ‥‥‥‥(恐怖の沈黙)
ゴォーーーーーーーーーーーーーー!グルゥン!グルゥン!!!!
「あぁぁぁぁぁ!!!!アイヤァーーーーーーー!!!!(ゴキッ!ゴキッ!)」めいちゃんの首が不気味な音をたてた!
いっ 痛いぃーーーーーーーー!!!!!!ジェットコースターが回るたびに、その遠心力でめいちゃんの首がゴキゴキ!!っと振り回されて・・・
ぎえぇぇぇぇーーー!早く終わってぇぇぇぇーー!!!めいちゃんがちっとも安全でない安全ベルトをはずして飛び降りていっそ死のうかっと思った瞬間、やっと恐怖ジェットコースターは止まった。
「死ぬぅーーーーーーー・・・」ぐったりとしためいちゃんを、始めは指さして笑っていた中国オヤジW/少数のオバサン達も、めいちゃんの様子が尋常ではないことにやっと気が付いた。
でも、気が付いてもなーーーーんにもしてくれない。「大丈夫か?」ってきくだけ。
やっとの事でジェットコースターから降りたものの、ヨタヨタ歩きのめいちゃんを、カナダ華僑の男の子が見るに見かねてベンチに座らせ首をマッサージしてくれました。
マッサージすること20分?、なんとか痛みも和らいできたけれど、もう絶対に遊園地では乗り物には乗らん!っと固い決意をするめいちゃんであった。この時のめいちゃんは、のちのち1週間も苦しむ事になろうとは、思いもしなかったのだよん・・・。
「没有問題!没有問題!」なんとか首の痛みも治まってきためいちゃんは、愛想ふりまき復活をアピール!
「じゃぁ、乗り物にも沢山乗って、楽しんだ事だし、出発しよう!」先生とその友達のオヤジ軍団は、トットコトットコ駐車場の方へ歩き始めた。「よかったぁーー これで帰れるんだぁ。ほっ・・・。でも、牛肉食べなかったなぁ。」っと思ったのもつかの間、車は学校とは逆の方向に!
「さぁ、おまちかね!これから、牛肉を食べに陳さんの家におじゃまするよ!」
先生はぐったりと疲れた留学生の事など忘れて、一人浮かれてました。40分〜50分も車に乗ったでしょうか?とある村の前で車は止まりました。
コケーーーーコッコッコッコ
ニワトリが駆け回り、マタ割れズボンのハナタレ小僧が恐ろし物でも見るかのように、めいちゃん達を見ています。
豚はブーブー、牛はモーモー。
「きっと外国人を見るのは初めてなんだろうなぁ。」そんな事を話ながら、めいちゃん達留学生一行は陳さんの家に向かいました。陳さんの家では、先程のオヤジ軍団がマージャンを始めてました。4卓で、じゃーーらじゃら。
うるさいったらありゃしない。
「じゃぁ、しばらく休憩!」
先生はそういうとマージャンに一直線!
「休憩って言われても、なーーーーんにもないじゃん、ここ・・・」
しょうがないので、外を散歩したり、空いてる部屋で居眠りしたり、日が暮れるまで2時間以上<休憩>させられました。
「ふぁーーーー、もう帰りたい・・・。でも、こんなところじゃタクシーもないし、自分じゃ帰れない・・・ (;_;) 」
「お待たせしましたぁーーーー!さぁ!鍋を始めましょう!!!!」さっきまでマージャンをやっていたリビング(と言うより土間)い行ってみると、そこには洗面器のような鍋のなかでグツグツ煮えたぎる物が!
陳さんは大奮発で、5卓も用意してあります!「さぁーーーー!食うぞぉーーーー!」
オヤジ軍団は、もうがまんできん!っといった感じで、鍋をつつきはじめました。じゃぁ、めいちゃんも!っとハシをのばそうとしたその瞬間!
洗面器なべにハシをのばしためいちゃん!
はたして、そのなべとは??????
めいちゃんを待ち受ける新たな危機とは?????場面はいっぺん珍グルメに?? さぁ!次回をお楽しみに!!!再見!ばいばい!
〔めいちゃん???を食べる〕参!
「お待たせしましたぁーーーー!さぁ!鍋を始めましょう!!!!」さっきまでマージャンをやっていたリビング(と言うより土間)い行ってみると、そこには洗面器のような鍋のなかでグツグツ煮えたぎる物が!
陳さんは大奮発で、5卓も用意してあります!「さぁーーーー!食うぞぉーーーー!」
オヤジ軍団は、もうがまんできん!っといった感じで、鍋をつつきはじめました。じゃぁ、めいちゃんも!っとハシをのばそうとしたその瞬間!
ぷ〜〜〜んっと漂う香りというより臭い!
「なんだろう?ずいぶん癖のある臭いだなぁ。とにかくまず無難にイカでも食べてみよう。」
めいちゃんはイカを一切れとると、ハグっと食べた。「うぅっ!まじぃ!なんか生姜のがきつすぎるなぁ。」
留学生達の箸は全然すすみません。
オランダから来た華僑の女の子2人と日本人のSくんだけが、パクパク食べてます。
オヤジ達のテーブルを見てみると、みんな広東米酒やら珠江ビールやらを飲みながら、大騒ぎで食べる食べる。まるでこんな美味しいものは他にないといった感じ。「みんなどうだい?牛肉は美味しいかな?あれ?箸がすすんでないなぁ〜、もっと食べなきゃ!
冬はやっぱりこれにかぎるからねぇ。」
先生はにこにこしながら酔っ払って上機嫌。冬に牛肉?聞いたことないけど、そういうものなのかな?純真な?めいちゃんはなんの疑いもなく、相変わらずイカやら麺やらを適当につついてました。
「あいやぁーーーーーーー!」
オヤジ達が大騒ぎしてるので振り向くと、鍋がひとつひっくりかえってます。
「もったいないなぁーーーー」by オヤジ一同
どうやら酔っ払ったオヤジがぶつかってひっくりかえしてしまったよう。
「私達の鍋は全然減らないので、こっちを食べてくださいよ。」留学生の一人がそう言うと、陳さんの奥さんが新しい鍋を台所から持って持ってきて、「いいのよ。まだまだあるから!あな
た達もどんどんたべておかわりしてね!」っと言いました。うぇっ!おかわりあるって言われてもねぇ。なんか臭いがキツクて‥‥なんで牛肉の鍋でこんなに生姜とか入れるのかな?
めいちゃんがチンタラチンタラ食べてると、オランダ華僑のサンドラが怪訝な顔をして、「美味しいよ、お肉。食べてみなよ」っと言いました。
確かにサンドラは美味しそうに食べている。
(美味しいのかな?)「ほら!これ!」
サンドラは小さなお肉を一かけら取ると、めいちゃんのご飯の上にのせました。
「フンガトット」めいちゃんはそのお肉を口に入れました。
(なんだろう?ずいぶん硬いなぁ。煮込み過ぎたのかな?まっ、水牛だったらこれぐらい硬いかな?)
めいちゃんはその美味しくない牛肉をやっと飲み込むと、またイカでも食べようかな?っと鍋をつつこうとしました。
すると、サンドラがお箸で挟んだ一かけらのお肉をめいちゃんの目の前に持ってきて、「ねぇねぇ、これなんだかわかる?」
そのお肉には、ちょうどとうもろこしの粒ぐらいの大きさの白いものが3個ほどくっついているのでした。
「なにそれ?」
お肉にくっついた白い物とは?はたして、めいちゃんが食べたのはなんだったのか?
めいちゃんを待ち受ける新たな危機とは?????物語はついにクライマックスへ!!?? さぁ!次回をお楽しみに!!!再見!ばいばい!
〔めいちゃん???を食べる〕肆!
「ほら!これ!」
サンドラは小さなお肉を一かけら取ると、めいちゃんのご飯の上にのせました。
「フンガトット」めいちゃんはそのお肉を口に入れました。
(なんだろう?ずいぶん硬いなぁ。煮込み過ぎたのかな?まっ、水牛だったらこれぐらい硬いかな?)
めいちゃんはその美味しくない牛肉をやっと飲み込むと、またイカでも食べようかな?っと鍋をつつこうとしました。
すると、サンドラがお箸で挟んだ一かけらのお肉をめいちゃんの目の前に持ってきて、「ねぇねぇ、これなんだかわかる?」
そのお肉には、ちょうどとうもろこしの粒ぐらいの大きさの白いものが3個ほどくっついているのでした。
「なにそれ?」(ニヤリ!) サンドラは不敵な笑を浮かべると、
「(ん)ガァー!」っと言いました。「(ん)ガァー?(ん)ガァーって‥‥‥」めいちゃんが頭の中に常備している広東語日本語字典をひもとこうとするより早くサンドラが指で口元を指しました。
「これこれ!!これだよ!!!」え?ぇぇぇぇええええええーーーーーーーーーーー!!!!!
(ん)ガァーって、そうだよ!そうだよ!まさにその形は‥‥‥歯ぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!
そして一緒にくっついてる肉は‥‥‥歯茎ぃぃぃぃぃ!!!!!
ぎょえぇぇぇーーーーーーーーー!!!!!!!!(@@)
そう!「(ん)ガァー」とは、漢字でかくと「牙」、「歯」事なのです!
それをただのお肉のように、サンドラは箸につまんでるのだ!オソルべし!オランダ華僑!!「ねぇ?サンドラ、それ食べるの?」めいちゃんは、なぜかとっても心配になりました。
「食べないよ。はっはっは。すごいね、なんでも入ってるね!」サンドラは甲高い声で笑いとばすと、また歯のついてない<普通のお肉の部分>を食べ始めました。(ふぁーーーーーー‥‥‥、豪快すぎだよ。やっぱ農村料理だなぁ。歯なんか入れないでよ。あのオヤジ達は、歯と歯茎も食べちゃうのかな?歯だけペッペ!とか後から吐きだすのかな?)
めいちゃんは考えれば考えるほど食欲がなくなりました。
そして食欲減退中のめいちゃんの脳裏に、さっきの風景が再び浮かんできました。
(牛の歯って、もっと大きいよね?えぇぇぇ〜〜????)
そう、さっきの歯は、ちょうどとうもろこしぐらいの大きさでした。牛の歯にしてはどう考えても小さすぎる!!!(子牛かもしれないじゃん!そうだよ!こ・う・し!)
めいちゃんは自分を納得させるように心のなかで「子牛!子牛!」っと唱えました。
「サンドラ、さっきの歯って牛にしてはずいぶん小さかったけど、これって子牛の肉だよね?」
「子牛?この肉が?」
サンドラはなに言ってんの?といった目でめいちゃんを見ました。「子牛じゃないの????じゃぁ?じゃぁ、これはなぁに???」
はたしてお肉の正体は?めいちゃんがひとかけらだけ食べたのはなんだったのか?
めいちゃんは無事留学生寮に戻れるのか?そして、ジェットコースターの後遺症は?
〔めいちゃん???を食べる〕伍!
「あんなもの、食べたせいで‥‥‥」めいちゃんは痛い首を冷やしながら留学生宿舎のベットで寝ていた。
もうこんな日が1週間続いている。
食欲も全くないし、ジェットコースターでグキッ!ゴキッ!っとやられた首のせいで、立って歩く
こともままならない。「これがむちうち症なのかなぁ‥‥‥」
めいちゃんは首にコルセットをはめた自分の姿を想像した。あまりにまぬけなその姿に、思わず笑
いそうになったけど、笑うと首が痛いので必死になって笑いを抑えた。
なんてかわいそうなめいちゃん。「もっと広東語ができれば!!!きっとあんなもの食べなくてすんだはず!」
「もっと広東語ができれば!!!あんなもん食べたくないから、行かずにすんで、ジェットコース
ターにも乗らなくてすんだはず!」めいちゃんは自分の運命を呪った。(おおげさ!)
「おーい!めいちゃん、食欲ないならガーデンホテルにサラダでも食べに行かない?」
なかの良い日本人留学生が心配してめいちゃんをさそってくれた。
「うん、サラダなら食べられるかも。」
めいちゃんはなんとか起き上がって、友達と中国ぼろぼろタクシーに乗り込んだ。ガタン!ゴトン! ボコっ!ドンドン!
猿岩石ではないが、「中国よ!道ぐらいまともに作れ!」っと首の痛みを堪えながらめいちゃんは思った。
やっとの事でガーデンホテルに着くころには、めいちゃんはボロボロ。
さぁ、さっぱりとサラダでも食べれば、少しは元気も出てくるだろう!
久しぶりに持つフォークにめいちゃんの手は震えた。しかーーーーし!
タクシーの振動がきいたのか、突然のめまい!そして吐き気!ぐぅるぅ〜〜ん ぐぅる〜〜ん (@_@)
ひゃーーー!天井がまわうぅ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!
結局めいちゃんはサラダも食べられず、またまたタクシーに乗って留学生寮に戻ってきたのでした。
そう!すべてはあの忌まわしいなべのせい!!!!
めいちゃんの脳裏にあの忌まわしいおなべの記憶がよみがえった。
「サンドラ、さっきの歯って牛にしてはずいぶん小さかったけど、これって子牛の肉だよね?」
「子牛?この肉が?」
サンドラはなに言ってんの?といった目でめいちゃんを見ました。「子牛じゃないの????じゃぁ?じゃぁ、これはなぁに???」
「ねぇ、サンドラ。先生は『牛肉』って言ってたよ。」
「牛肉?違うよ。聞き間違いじゃないの?」
「確かに(ん)ガウヨッ(=牛肉)っていったもん!」するとサンドラは大きな口を開けてほーっほっほっほっほ!っと笑うと、同じくオランダからやって来た華僑のスリタと何やら言って大笑い。
(え?なんで?なんで?そんなに笑うの?)
めいちゃんはだんだん不安になってきた。
「『(ん)ガウヨッ』じゃないよ。『ガウヨッ』だよ!」
えっ?????ガウヨッ????
サンドラは今「ガウヨッ」と言った。確かに言った。
「ガウヨッ」って事は、「ガウ」の「ヨッ(肉)」。
「ガウ」って‥‥‥‥
「ガウ」って‥‥‥‥
「ガウ」って‥‥‥‥犬肉???????
そう!噂に聞いた「狗肉」!冬に食べるとあったまるという「狗肉」だったのです。
それをめいちゃんは「牛肉」と聴き間違えてしまったばっかりに!歯茎と歯まで入ったおナベを食べるはめになってしまったのです。NGAU YUK と GAU YUK を聞き間違えて聴き間違えてしまった!
最初から犬だとわかっていれば、むち打ちにもならなかったし、気持ちの悪い歯と歯茎も見なくてすんだのに。
そう思うとめいちゃんはもっともっと勉強しなければ!っ自分に言い聞かせるのでした。約2週間めまいと食欲のない日々をすごしためいちゃんは、その後なんとか回復し、ますます勉強に励み、クラスの優秀学生に選ばれるまでになりました。(えっへん!)
え?なべはどうなったって?もちろんオヤジ達のなべはきれーに空になりました。めいちゃん達のおなべは、いーーっぱい残りました。めいちゃんは事実を知った後は、手がつけられませんでした。
今でも食べ物でなんだかわからないものがあるとまずききます。
「これはなーに?」って。
だって確かめないと本当に何が入ってるかわからないからね!くわばらくわばら!(終劇)