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| クマとノコが一緒に行った最初の海外旅行は,ドイツ,オーストリア,スイス,フランスを周遊するというJTBの添乗員付きツアーでした。その後,フリータイムの多いツアー,空港とホテルの送迎のみのツアーと少しずつステップアップを図り,大きな不安(語学力不足=クマは語学力0,ノコはドイツ語がカタコト)を抱えながらも,「空港は飛行機に乗る人が来るところ,ショップは物を買う人が来るところ,博物館は収蔵品を観る人が来るところ。」というクマの「語学力がなくても安心」理論により,個人旅行を重ねるようになりました。いかにして語学力のない2人がドイツ語圏の国々へ旅立ち,しかも思いっきり楽しみながら,あちこちの街を見て回り,たくさんの買い物をし,無事に日本に帰っているのか。18回の旅で得たクマとノコのノウハウらしきものを国内での準備段階から,現地での過ごし方まで順に紹介します。これから個人旅行を計画されている方やツアーのフリータイムの充実を考えている方のお役に立てればと考えています。 | ||
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| クマとノコはおおよそ2週間の日程で旅をします。現地では1ヶ所か2ヶ所の街に滞在し,鉄道を利用して周辺(周辺といっても片道4時間程度は平気で移動しています。)の街への日帰り旅行を反復しています。航空券,ホテル,鉄道パスは旅行社に手配を依頼しています。旅行全体の支出に占める宿泊費が高く,食費が低いことが,クマとノコの旅の特徴と言えるでしょう。 食事はホテルの朝食が一番の御馳走になることが多く,昼はカフェやレストランの定食やインビス,屋台で済ませています。夕食は,デパート,屋台,スーパー,市場で買って,ホテルで食べることが多く,夕食をレストランで食べることは滅多にありません。 スーツケース×2+小型ショルダー×2+カート×2=クマとノコの出入国スタイルです。おみやげを購入しなければ,カート×1は最低減らすことが出来ると思います。 |
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| 資料収集 資料の入手先は概ね次のとおりです。 1 ガイドブック最新版の購入 賛否両論ありますが,「地球の歩き方」の最新版は必ず購入しています。ただし,100%完全なものではないこと,例えば実際にはない道が記載されていたり,逆にある道が記載されていなかったり,存在しない博物館が記載されていたり,最寄駅の表示が間違っていたりします。読者からの投稿で成り立っているガイドブックですので,誤りが記載されるのも訂正されるのも読者次第のようです。役に立つけれど間違いも結構あると割り切って使いましょう。現状では個人旅行には一番のガイドブックと思います。 2 ドイツ観光局への資料請求 ドイツ観光局のホームページからドイツ旅メールの配信を登録すると定期的に観光情報の掲載されたメールが届きます。パンフレット等を更新したり,新しく作成したときは案内がありますので,所定の切手を同封して請求します。また,自分の訪問予定の街の資料を請求すると郵送してくれます。「地球の歩き方」にない街に行くクマとノコにとっては,信頼できる貴重な情報源です。 3 インターネットでの検索 訪問予定の街のホームページを開いたり,必要な情報をメールで照会したりします。オペラやコンサートはネット予約が可能なところが多く,入場制限をしているような博物館(再開した年のドレスデン緑の丸天井)も事前に日時の予約が出来ます。ただし,ホームページは基本的に英語かドイツ語ですので,語学力に難ありのクマとノコは大変苦労します。「まぁ,こんな雰囲気かな。」程度の理解で止まっているようですが,博物館などの開館日時,料金くらいは確認できます。その意味では,日本語で書かれたドイツ旅行記が掲載されたホームページ(ドイツ的関連リンクのページにクマとノコが参考になると思ったサイトを紹介しています。)はありがたい存在です。 4 参考図書 クマとノコが影響を受けた本があります。ドイツのクリスマス,おもちゃ好きのバイブルとも言われている本で,「ドイツ・クリスマスの旅」「ドイツ・おもちゃの国の物語」の2冊です。いずれも東京書籍から出版されており,一時期絶版となっていましたが,再版を望む強い声に押されたようです。(また,絶版になっているようなので,中古での入手になります。)ガイドブックではありませんが,「ドイツ・クリスマスの旅」は,クリスマスの背景やドイツ人にとってのクリスマスとは何かを理解する手助けになり,クリスマスとクリスマスマーケットがより楽しくなります。また,「ドイツ・おもちゃの国の物語」は,何か分からずにくるみ割り人形やピラミッドを買っていた私たちに,ザイフェンを始めとするエルツ山地の小さな街で生まれた物であることや歴史を教えてくれました。 他にも東京書籍からは,ドイツ文学者の池内紀さん(クマとノコの両方がファンです。講演を聴きに行き,著書にそれぞれがサインをもらいました。)が執筆された「ドイツ四季暦」(こちらも絶版になっているようです。)を始め数多くのドイツシリーズが出版されています。 個人手配 航空券とホテル等の予約手配を行います。 1 航空券 始めの頃クマとノコは格安航空券を購入していましたが,ある年の帰りにオーバーブッキングがあり 「自分で空席を見つけてください。」と客室乗務員に言われた事がありました。それからは,事前に往復の座席予約の出来る正規航空券をいわゆる早割りで購入しています。値段的にもほとんど変わりません。航空券の手配は,ネットで直接という方法もありますが,カード決済が出来ることと,ホテルの予約とセットにしたいため,OSUというJTB系列の旅行社で購入をしています。ホテルの予約が時期によっては難しいことから,ホテル予約の完了を待って航空券の予約をしてもらっています。航空会社は訪問する国のメイン航空会社(ドイツであればルフトハンザ,オーストリアであればオーストリア航空)を選択しています。直行便であること,便利なターミナルに駐機すること,トラブル時の優先順位が高い航空会社であることが理由です。 2 ホテル 語学力に自信がないことをカバーする方法は,ホテルランクを上げることだと考えています。基本的には4☆か5☆のホテルで,中央駅へのアクセスが便利で,旧市街にあるか近いホテルを選んでいます。ホテルランクの高さ=従業員の質の高さです。トラブルリスクとも大きく関係します。極端な話,客室内における盗難リスクにも直結しています。クマとノコはランクの低いホテルで「起こさないで!」の札を掛けておいたのに客室に入られたことがありました。逆にランクの高いホテルでは,責任者が客室の掃除の状況を1室ずつ点検(担当した係を立ち合わせて)している様子を見ました。ランクの高いホテルを選ぶ理由としてもう1つ,意外と料金が安いことがあります。日本では1泊1名いくらですが,ヨーロッパでは1室いくらです。ですから,2万円も出せば高級なホテル(ヒルトン,マリオット,インターコンチネンタルクラス)にクマとノコが朝食付きで十分泊まれるのです。ホテルの手配も基本的にはOSUですが,日本に系列ホテルがある場合は,お値打ち宿泊プランがないか確認し,安い方で予約をします。 3 レールパス ヨーロッパには各国ごとにレールパスがあり,複数の国で有効なユーレイルパスもあります。クマとノコはドイツ国内を2人で移動しますので,ジャーマンレイルツインパスを使っています。1等と2等がありますが,日本の車両と比べるとゆったりとしていますので,クマとノコは2等を利用日数分購入しています。ドイツに限らずヨーロッパでは,切符の購入窓口に長蛇の列が出来ていることがよくあります。切符を購入するだけではなく,購入相談つまり何時に何処行きの列車に乗って云々を一人ひとりやっているからです。トーマスクックという有名な時刻表がありながら,時刻表で調べる習慣はないようです。ですから切符を買うためには,相当早く窓口に並ばなければ間に合わないかもしれません。その点パスは,自分で使用日を記入するだけですから簡単です。
4 旅行社 旅行社に依頼する場合,自分たちでフライトスケジュールや現地のホテル事情を把握しておく必要があります。旅行社の社員といえども全ての国に精通している訳ではありませんし,私たちだけがお客でもありません。こちらがイニチアシブを握って,手配を指示しないと忘れられることもあります。クマとノコはOSUの前に手配を依頼していた旅行社に複数回忘れられていたことがあり,ある時は前日になっても航空券が送られてこないため,慌てて受け取りに行ったことがありました。こちらの依頼事項を明確に伝え,状況把握を忘れないことが大切だと思います。最近はネットや電話だけで手配依頼が出来ますが,1回は店頭を訪ねて会社の雰囲気を把握しておいても良いと思います。 持ち物について 何を持ち,何を持たないか。 1 絶対に必要なもの @パスポート 有効期限はチェックしておきましょう。 A海外旅行保険 無保険で現地の病院に掛かるのは大きな負担になりますし,盗難等の被害に備えておくことも必要です。入るだけでなく関係書類を持っていくことを忘れないこと。 Bお金(クレジットカード) 小さな街の店,クリスマスマーケット,市場などでは現金しか使えないことがほとんどです。また,高額紙幣は偽札チェックを受けることが多く手間が掛かりますので,50ユーロまでの紙幣を中心に両替をしておきます。なお,大きな街ではクレジットカードが便利です。旧東ドイツエリアでは,日本円を両替できる銀行が少ないので要注意です。(2年前ですが,ドレスデン旧市街で1行だけでした。) C搭乗券,ホテルバウチャー,鉄道パス 手配したものが指示したとおりに揃っているか確認しましょう。 2 どこまで持っていくか @ガイドブックなどに一覧表が掲載されていますので参考にすると良いと思います。 A衣類は最少限度にしています。洗濯をして回転させれば,最低3セットでOKですし,いらなくなった衣類(下着,靴下を含む)の最後の活躍場所とすれば,帰りは身軽になります。オペラやコンサートに行くのならば,+座席に見合った服装ということになります。 B滞在型個人旅行の利点の一つてして現地調達があります。現地のデパート,スーパーなどでほとんどの物が揃います。ドラッグストア系のロスマンは,マツキヨ+100均的な店です。生鮮市場のマルクトハレ(ドレスデン)は,野菜,果物,肉だけでなく,パンやお菓子もあります。ドイツのデパートは,日本の大型スーパーに相当し,気楽に買い物の出来る場所です。
3 クマとのノコのお勧め @お茶缶 緩衝材に包んで念のためビニール袋に入れた上でスーツケースに入れます。今まで1度も漏れたことはあれません。ドイツの緑茶は甘いですし,お茶パックは硬水のためでしょうか美味しく出ません。 A割り箸 デパートやスーパーでおかずを買うことが多いクマとノコには必需品です。箸はオールマイティに使えますので便利です。プラスチックス製のスプーンやフォーク(ファーストフードショップで貰ったもの)も持っていきます。 Bありがとうグッズ クマとノコは旅の間,たくさんの人にお世話になります。チップを渡す関係にない人の場合にちょっとしたお礼になる物があればと思い,小さな千代紙,鈴,根付などの和風の物を持っていきます。 C常備薬 現地調達も可能ですが,風邪薬,鎮痛薬,胃腸薬は,医師の処方箋が買う際に必要になりますので,日本から持って行きます。また,実は湿布薬も手に入らないものの一つです。荷物に余裕があればお勧めです。 Dガイドブック 意外と重く邪魔になりますので,クマとノコは必要なページだけを切り取って持っていきます。旅先でもバッグに収まりやすく,必要なページだけですので開きやすくなります。 Eカート 最近は年代を問わずカートを引いている人をよく見かけます。もし手許に機内持込サイズをクリア出来るカートがあれば,手荷物としてお勧めです。現地での日帰り旅行の際はカート1つに荷物をまとめ,帰りは夕食やおみやげを入れても余裕です。帰国の際は,カート2つにスーツケースに入らない分を詰め込みます。キャスターが付いていて,楽に引けることが魅力です。 F電子辞書 解らない単語があったときに大変便利です。電子辞書を購入するまでは,紙の辞書を持っていきましたが,単語数の多いものは重く,逆に携帯版は単語数(旅で必要な単語)が少なく,満足がいきませんでした。また,紙の辞書は単語を引くのに時間を要しましたが,電子辞書はあっという間で,しかも独和と和独が入っており,最近の電子辞書は発声までします。結果としてよく単語を調べるようになりました。 4 気を付けていること @スーツケースベルト クマとノコは使用していません。以前,添乗員さんから「私たちは使いませんよ。ロックが壊れて開くことはまずないし,日本人くらいしか使っていないので,目印になってしまいますから。」と聞いたことがありました。ターンテーブルを見ていると確かに日本人の目印になっていました。ヒースロー空港などであった空港職員による窃盗事件の時も目印=標的になっていたのでしょう。クマとノコは自分達の目印用にカラービニールテープを取っ手に巻いています。 Aウエストポーチ ウエストポーチには全てが入っている。これが盗む側の思いだそうです。ウエストポーチは本来カジュアルなものですから,コーディネイト(スーツやワンピースなどとの組合せ)によっては,浮いてしまいます。浮く=目立つ=標的ということになります。最近は使っていませんが,使うときはお気楽な格好で使い古したウエストポーチにしています。また,貴重品は分散して持ち歩くようにしています。 Bバックについて クマとノコは幼稚園バックのようなタスキ掛けのバックを使っています。両手が自由に使えるし,引ったくりに遭いにくいからです。手提げバックとしては,日本からレジ袋を持っていったり,現地調達したエコバックのお世話になっています。 |
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