草津温泉・岐阜大和ツーリング


平成16年 8月9日(月)〜8月11日(水)・14日(土) 晴時々曇り(たまに夕立)
8月9日 自宅→名古屋IC→伊那IC→R152(高遠)→茅野市→大門街道→白樺湖・女神湖→蓼科スカイライン→佐久市
→軽井沢→
鬼押ハイウェイ→万座ハイウェイ→R292(志賀草津道路)→草津温泉(一泊目)
8月10日 草津温泉→R292(志賀草津道路)→R18(新潟県 新井市・上越市)→R8(直江津・親不知)→朝日IC(北陸道)→五箇山(東海北陸道)→R158→白川郷→御母衣湖→岐阜大和(二泊目・キャンプ)
8月11日  岐阜大和→白鳥→中部縦貫道(油坂峠)→九頭竜湖→和泉村・大野市→福井(実家)
8月14日  福井(実家)→R8→敦賀・琵琶湖→米原→R21→関ヶ原IC(名神高速)→名古屋IC→自宅
(緑字は有料道路・機関)
8月9日〜11日・14日
 総走行距離 1100km 燃費 19km/l


<1日目>
今回は超久々の宿泊ツーリング。もちろんソロ。何年ぶりだろう。この日をどれだけ待ちわびたことか!
目的は人生初の草津温泉と日本屈指のワインディング路と呼ばれる志賀草津道路、そしてお盆の帰省も兼ねる。



AM7:00
R1100Rとの初の遠出のツーリング。予定より30分遅れての出発。
快晴・気持ちの良い朝だ。
ロングツーだし、雨や高速での顔面防御を考え、ヘルメットはフルフェイスを装備。
買ったばかりのパニアが旅意欲をかき立てる。







出発時のオドメーターは10501km。
どこまで伸びるかな。
1100Rがやってきてから約一ヶ月。その間になんだかんだ900km走ったんだなぁ。
今までのバイク走行を考えるとこれはなかなかのペースだ。







これから名神高速の名古屋ICから高速道路に乗り、それから中央道へ入り、伊那ICを目指す。風景が乏しいところは高速でカットカット。

駒ヶ根サービスエリア。
たいして疲れていないけど、一応立ち寄ってみる。
ここまでは二時間弱くらいで順調。若干車が多めだけど、ストレスにはならず。
9:00前なのにサービスエリアには結構な車と人がいる。
さすがお盆ウィーク。




伊那ICを降り、そこからはR152に乗り高遠を抜ける。



高遠町の田舎道。
田畑と自然の風景が徐々に日常生活の緊張感をほぐし、旅モードの心に切り替えてくれる。
空気が、匂いが、自然のせせらぎが、細胞にしみわたってゆく。





高遠町から杖突峠を越えると茅野市、そして諏訪に入る。杖突峠は程よいワインディングだが路面状況があまりよろしくなく、飛ばすとちょっと怖い。



杖突峠、途中の見晴橋からの眺望。
少しガスがかかっているが、実際にはもっときれいに見える。
カメラ技術がもっとあればと、いつもながら悔やむ瞬間。
眼下は茅野市かな。
昔の人はここからの眺望を見て、先に進む気力を得ていたんだろうなぁ・・・。







杖突峠を越えるとそこは茅野市。
茅野市って縄文の里だったのね。
土器とか遺跡とかあるのかな。少し興味をひかれながらも先を急ぐ。





R152をひた進み、大門街道を抜けようとするも、渋滞に巻き込まれる。名古屋方面から行くと、大門街道の先には白樺湖、そしてビーナスラインが待ち構える。やはり猛暑。人が涼と潤いを求めて山に向く。大門街道、ルートの選択ミスか・・・。(涙)
とっとと渋滞を抜けたかったので白樺湖、大門街道の画像はなし。あぁ・・・、こうやって心のゆとりがなくなっていくのって嫌だなぁ。
まぁお盆だし、やむなしとしよう。
ここから先はビーナスラインではなく、女神湖へ向かう。





女神湖も車と人でいっぱい。
特に何があるわけでもないけど、湖畔の風情が爽快。
画像だけを撮ってすぐに出発。





この先は竜ヶ峰、蓼科スカイラインを目指す。竜ヶ峰は蓼科山を背景に高山植物の宝庫。(byツーリングマップル)だけど、花や植物を観察するほど余裕がない。(汗)




竜ヶ峰途中の「夢の平」から女神湖を臨む。
何気に手前には高山植物(名前は知らない)、女神湖の奥には蓼科牧場が写っています。
何ともすばらしい景色じゃありませんか。







蓼科スカイラインから眺望。ここは交通量も少なくかなり快適に走れる。牧歌的な風景が広がっている。ただし、ここも路面状況はよろしくない。ところどころで木の根が道路にまで張り出して路面を盛り上げていたり、草木の枝が道路まで侵入していたりする。
だけど、景色がよいこんな峠道は攻めずにのんびりと走るのが粋だろう。


ここも少し雲がかかっているのが残念。
だけど、実際は雲などさほど気にならずに風景を楽しめるレベル。
自然とR1100Rの調和をはかってみる・・・。
・・・単なる親バカ。







一気に峠を駆け抜け、佐久市からR18に入り、軽井沢を目指す。
と、ここで携帯に仕事の電話が入る。しかもちょっと頭を悩ます問題・・・。嗚呼・・・携帯電話・・・・。便利だけどこういう時って投げ捨てたくなる。だけど持っている以上、見えない鎖を断ち切ることはできない。
これも仕事。仕方がないと大人な諦めをつく。
少し気分が萎えたが、気を取り直して、軽井沢のアウトレットモールへGO GO!



なんと!アウトレットモールに入るだけで軽く2キロくらいの渋滞になっている。
さらに横に出っ張ったパニアが行く手を阻んでくれる・・・。(ぅぅ・・・)
人が行きたいところってどうしてこうも重なるんだろう。
だけど、話のネタとしても一度はみておきたい。
これも職業病・・・。(汗)

何とか路駐に成功。(歩道じゃないかというツッコミはなしの方向で・・・)

歩道は祭りの出店状態。
ブランド物のアウトレットショップもあるが、イマイチ納得できる品揃えではないように思った。時期的な問題もあるが、やはり旬からは一歩引き下がった商品感が否めない。もうちょっと価格が下がればそれなりの価値も出てくると思うが、現状では中途半端な価格帯で、目新しいものも期待できない。しかし、知名度の高いブランド・ショップが一同に並ぶショッピングモールとしては日本でも有数に入るだろう。ブランドが好きな人にはいいかも。(偉そうな辛口批評悪しからず・・・)

小一時間くらい時間をつぶしたところで、先を急ぐ。が、予定よりも早く行動できている。急ぐ必要はない。このままだと16:00には草津に着いてしまう。意外に近いぞ、草津温泉。
そうだ、学生時代に行ったきりの「白糸の滝」に行ってみよう。と、旧軽方面へバイクを走らす。・・・・・・しかしこの判断は最悪のものだったことにすぐに気づくのであった・・・・・・。



渋滞渋滞渋滞渋滞渋滞。
白糸の滝へは、軽井沢のメイン道路からずっと車の列になっているではないか。迂回しようにも迂回路見当たらず、Uターンもできない状態。最悪。渋滞に20分程度つかまってようやく脱出路を発見。R18に戻って、R146から鬼押しハイウェイに入ろう。
そう思った矢先、R18でも渋滞渋滞渋滞。もうイヤだ・・・。うぅ・・・。
R18でも30分くらい渋滞につかまり、ようやくR146に出られる。





結局二時間以上軽井沢で時間を食ってしまった。誤算。この時期に軽井沢なんて行くもんじゃない。

熱くなったエンジンと心を冷やすようにR146を走り抜ける。その先には鬼押しハイウェイ。


あの山から溶岩が流れたのか・・・?

直線的な快走路。
溶岩が冷えて塊となって大地を形成する異様な風景の中をひた走る。

だけど、料金所が三ヶ所もあってちょっと面倒くさい。
鬼押出し園は外から画像だけ。中には入らず。

冷静に考えると奇妙な名だ・・・

雨上がりらしくとっても涼しい・・・

鬼押しハイウェイからはR292で草津温泉入りする予定だったが、予定していたよりも早く着いてしまいそうなので、万座ハイウェイも走ってみることにする。R292を少し戻る形になるが、その道は何度走ってもきっといいに違いないと勝手に決め付ける。

気温は22℃。涼しい、快適。雨が降り出しそうだけど、まだ大丈夫。

万座温泉を目指す
万座ハイウェイに入ると徐々に天気が悪くなってきた。ついに降られるのか・・・。
と思いながら途中の休憩所で休んでいたらポツポツきた。



天気がよければもっと良い眺めなんだろうなぁと思っていた矢先、ぽつぽつと顔にあたる雨粒を確認・・・。
夕立で済んでくれと祈る。







涼しいし、たいして食べたくもなかったアイスを手持ちぶさたに食べながらしばらく待ってみるも、ぽつぽつ雨は止まない。意を決して休憩所を発つことにする。さらに登れば雲は晴れているかもしれないさ。楽天家ぶりをこんなところで発揮。


だが甘い期待は藻屑と散る・・・。
雨が激しさを増し、とうとうカッパを着なければならない状況に追い込まれる。
景色もガスがかかり良くない、こんな雨道を走るために、通行料を払って来たのか・・・。(涙)

コーナーに描かれている矢印の線を踏むとタイヤが滑って怖い。低速で慎重に進む。




何とか万座温泉に到着。硫黄の匂いがあたりに漂っている。温泉風情があってよい。 岩肌から硫黄のガス?が出ている。これが硫黄臭のもとになっているのか。
万座温泉の風景を見て、はじめてここまで来た甲斐があったと思った。荒涼とした風景の中に趣を見つけることができそうな温泉なので、次回は是非立ち寄ってみたい。

さて、いよいよR292(志賀草津道路)に出て草津温泉に向かう。雨が止むことを祈りながら・・・。 が、雨は激しさを増し、眺望もこんな風。

晴れていれば快適そのものなのだろうが、雨が降っている志賀草津道路は苦痛以外のなにものでもない。極低速走行、急なカーブ、急な勾配、見えない風景、車が跳ね上げる水しぶき。しかも寒い。1100ccの太いトルクは濡れた山路では仇となる。草津まで17kmの看板を見るも、草津温泉がとてもとても遠くに感じる。どれくらいの時間走ったのかは覚えがないが、見ると草津温泉の入り口まで来ていた。草津の宿場街を見て元気が沸いてくる。湯畑を中心に一方通行の道も多いので、宿泊する宿を探すのに手間取った。
やっと到着。お世話になる田島屋。大正創業の由緒あるお宿ながら、懐にも優しい親切宿。 一人で泊まる部屋。やっぱり寂しい。

夕方の6時頃に宿に到着することができた。いい時間だろう。部屋に入って荷物を片付け、名物の湯畑と温泉街の散策に出かける。雨はもう止んでいる。

草津の命の泉。良質で豊富な湯量で草津を支える湯畑。ここだけは不正を出して欲しくない。湯畑の傍らには足湯が設置されている。もちろん無料。カップルや家族ばかりだったので足湯断念。

さて、一人だしどこで夕飯を食べようかとフラフラしていると、突然雨が降り出した。かなり激しいスコールのような雨。これこそ夕立だと思って最初は面白半分で見ていた。軒下で数十分やむのを待つ。もちろん傘などは持ってきていない。
・・・・・・、・・・・・・、・・・・・・、やまない・・・。(涙)
かれこれ40分は待っているというのに、稲妻が空を割り、スコールのような雨は容赦なく地面を叩き続ける。山の夕立は半端じゃなかった・・・。というより、この雨は結局弱まりながら夜中まで続いたのだが。

シャワーのように降り続ける雨。早くやんでくれ・・・。腹減った。 待てどもらちがあかないので、雨の中ダッシュで飛び込んだ中華料理屋さん。

意を決して、大雨の中ダッシュで40m先の中華料理屋に飛び込む。ここで夕飯を済まそう。一人で食べる夕飯。ソロツーはこれが寂しく思える瞬間。だけど、ここの女将さんと禁煙話で盛り上がる。女将さんも30年間吸っていたタバコをやめたという。やめてからは私と同じような考えを抱くようになり、意気投合。いや、楽しい女将さんだった。もちろん食事も美味しかった。
生中を三杯くらい飲んで気持ちよくなったところでふらふらと宿に戻る。雨は小雨になっていたが、女将さんが傘をくれたので、濡れずに帰れた。さあ、ふろに入って寝よう。明日は晴れてくれ。



民宿といえどもお風呂は割りと広かった。草津の湯は想像していた通りいい湯だ。これぞ温泉!体が引き締まり、洗い流されるような感覚。いやぁ、ホントに気持ちがよい。極楽極楽♪
熱めの湯なので長時間入っていられないのが残念だが、殺菌力が強く、湯治にくる人も多いという。

(井戸水沸かしとかだったら相当ヘコむ。(笑)




風呂から上がって布団に横になると、ものの数分で眠りに落ちて行った。興奮で疲れは感じていなかったが、久々のロングツーでやっぱり体は疲れていたのだろう。
そういえば今日は昼飯食べるの忘れてた。食べなきゃ体力ももたない。しっかり食べよう。
11時半くらいに就寝。明日からの走りに希望を抱きながら・・・。zzz...


                                           NEXT DAY!→

B a c k...