味噌の作り方

お勧め
ポイント
ここらは八丁味噌で有名な昔から味噌つくりの盛んなところです。買った味噌をより断然おいしい!
材料 豆(大豆なら何でも黒豆、茶豆、青豆などをブレンドしてもおいしい。)3キロ
麹(豆麦麹1キロ、米麹1キロ)
塩(博多の塩などお高い塩)1キロ
作り方 1.豆は12時間ほど水に浸しておく。
2.麹は塩と混ぜておく。
3.入れ物は焼酎で拭いて消毒する。手袋も着用(素手はやめよう)
4.豆を圧力釜か鍋で煮る。煮汁は捨てずに取っておく。
5.煮上がった豆を消毒したたらいのような入れ物に移し、すりつぶす。
6.冷めたら、2の麹を満遍なく、混ぜ込む。耳たぶの硬さになるように4の冷めた煮汁を加える。
7.両手で大きな団子のように、丸めて焼酎で拭いた桶に投げつけるようにして入れる。(余分な空気を入れないため)
8.全部、投げ込んだら、上や隅をならし、焼酎でべったり表面を拭いてラップをかける。
9.ふたをして冷暗所にそのまま保存。9月から食べられる。
食べ方 煮味噌のご紹介(郷土料理)お嫁に来て四半世紀経ちますが、味噌を作って初めて知ったこのおいしさ、かなりはまっています。
材料:大根、ねぎ、こんにゃく、鶏肉など何でもあるものでよい。
作り方:こんにゃくはゆで、野菜はざっくり切って、ひたひたの水で煮る。一煮立ちしたら、味噌、砂糖、酒を適当に入れ、煮込む。この味噌は煮込むうちに味がどんどん深まる。
他に、豚のホルモンを使ったどて煮もおいしい。次の日にご飯に乗せて食べるのがこれまたおいしい。



キムチの作り方

お勧め
ポイント
近所にいる韓国生まれのお嫁さんからの直伝です。砂糖は使いません。
材料 白菜一株2キロぐらい(いいものでないほうが、味がしみるかも)
塩:白菜の重さの3%(精製塩でなく、漬物用がよい)
人参2本、ねぎ3本、大根10センチなどあるものでよいが、ねぎはお勧め!
しょうが2かけ、にんにく4つぶ
韓国唐辛子50cc、塩辛(オキアミかイカ)大2、ごま大2、白だし大2、
果物(砂糖の代わり)適当
米粉(餅取り粉など)大2
作り方 1.白菜は根元からざっくり4つぐらいに切込みを入れ、後は手で裂いて、洗う。
2.白菜の3%ぐらいの塩をまぶし、重石を置いて二日ぐらいおく。塩が少ないので、重石は大き目が良い。
3.白菜を洗ってざるにあげ、自然に水切り。
絞ると旨みまで逃げていくよ。
4.米粉は鍋で煮溶かして糊みたいにしておく。
5.人参や大根は千切りに、ねぎはきざんで、しょうがとにんにくはすりおろして、果物は搾ったりすりおろす。豆は12時間ほど水に浸しておく。
6.白菜以外の材料をどんどん入れて混ぜ合わせる。手袋してね。(手が臭くなりますよ)  ここで味見!味を覚えておこう。次は自分流にアレンジできます。
7.水切りした白菜一枚一枚に6の混ぜたものを挟み込んでいく。
根元はしっかり先は手でなでる程度で良い。
8.タッパーなどに入れて一日そこらに置いておいて発酵を促す。次の日に冷蔵庫に入れる。一週間ほどたったら食べ時。でも、人によって好みがあるのでお好きなように。


ヤーコンの育て方

お勧め
ポイント
ヤーコンは暖かい地方の作物で、最近栽培されるようになった。形は芋。食感は梨。葉っぱはお茶にする。コレステロールを下げる働きがある。
育て方 1.3月。ヤーコンの芽が生えている部分を見て、ポットに植える。できれば暖かいところがよいので、ハウスでポットを管理。芽は芋の部分とは別なので、間違えないように保存しておく。
2.芽がある程度育ったら、畑の畝に植える。巨大になるので50センチ幅ぐらいで、始めは敷き藁などで乾燥防止と保温効果。植えるときは肥料を株の近くに一握り。
3.一ヶ月ごとに肥料を一握りづつ置いて、土寄せをする。(2,3回)後はほとんど世話をしなくてよい。あまり雨が降らないようならば、水遣りをする程度。
この頃は葉っぱを採って乾燥させ、お茶にしても同じ効用がある。
4.霜が降りる頃になると掘り起こす。掘ってすぐは、甘みがないので2週間ぐらい置いておくと甘みが出てくる。刻むと梨のように変色してくるので、さっと水にくぐらす。できれば、そのまま使いたい。
5.保存が難しいと言われているが、寒くてもさつま芋やヤマノイモより腐らなかった。芽の出る部分は芋の上の茎の生え際の赤いぶつぶつの部分だから間違えないように。
食べ方 切って水に軽くさらし、色の変化を抑える。そのまましゃきしゃきっとサラダで!煮てもよし。甘みがあるので、ほとんど砂糖は使わなくてもいいかも。おでんやポトフが結構お勧め。


サトイモの育て方

お勧め
ポイント
サトイモは大きく、サツマイモのよう。何といっても粘りが強くて、おいしい。水遣りの管理さえクリアできれば大きくなり、秋から春まで食べられる。
育て方 1.3月下旬。冬を越したサトイモを畑に溝を浅く掘り、ジャガイモの要領で植える。40センチ間隔。芋と芋の間に有機肥料を一握り。まだ、寒いので、土をかけたら、わらを置き、軽くビニールで覆っておく、
2.芽がある程度育ったら、追い肥。有機肥料を一株に一握り。土を寄せ、軽く畝を作る。芽は一つか二つになるように欠き取る。
3.一ヶ月ごとに肥料を一握りづつ置いて、土寄せをする。(2,3回)どんどん畝は大きくなる。乾燥を嫌うので、夏は敷き藁をしてせっせと水遣り。溝に水をプールのように貯めるのが秘策かも。
4.9月中ごろから、掘り出して食べ始める。霜が降りる頃になると茎が枯れてくるが、土の中はまだまだ成長している。ので、食べる分だけ掘り出す。
5.保存は畑にそのまま置いておくが、寒さ除けとして、籾殻、わらを置いてさらにビニールで覆う。春までそのままにして、来年の種とする。


スイカの育て方

お勧め
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皆さんより一足早く食べたい人にお勧めの技あり野菜。ですが、時間のある人なら、結構うまく作れます。親戚、友達におすそ分けするには自慢の種になるかも。
育て方 1.4月に入ったら、トンネルに植える。あらかじめ、牛糞堆肥と有機肥料を施し、一雨を待ってから、マルチをしておく。まだ、寒い日もあるので、トンネルの中にかるく、帽子をかぶせておく。暑い日には、トンネルの裾を少し持ち上げる。
2.4月はトンネルを持ち上げることがなかった。寒い月でした。あまり大きくなっていないが、敷き藁を苗の周りに施す。苗を植える頃、一番先の芽をかきとっておき、脇芽を4本伸ばす。
3.北側の狭い方に堆肥と追い肥を施し、土を寄せる。(マルチから30cmほど)敷き藁をする。
4.南側の広い方は2〜3メートル。堆肥と追い肥を施し、土を寄せる。敷き藁もする。
5.雌花が咲いてきたら、交配をしましょう。6月になって虫が活躍してくれればほかって置いても大丈夫だが。もとから、9節目ぐらいに雌花がつくが、それは思い切って取り去って(摘果)、
15節から20節目を交配させる。朝8時〜10時ぐらいに、雄花を取って、手の甲に軽くすりつけ、花粉が出ているかチェック。2個ぐらいの花粉をつけてやろう。せっかく交配しても雨が降ると流れるので、雨が降りそうならば、紙などで保護しておこう。
6.スイカがどんどん大きくなってきた。追い肥を玉の近所に一握り。さあ、もう一分張り。大きくな〜れ!!
7.ますます大きくなってきた。これからは水遣りと鳥よけ。せっかくのスイカがカラスの口ばしでコツンとやられた日には。人間よりまめなので、初めから見つからないようにするのは不可能。テグスを地面から30センチぐらいのところでぐるっと一囲い。その上も「きらきらテープ」で囲んでみた。スイカには藁をかぶせて隠す。
8.受粉から35日〜40日で収穫。今年は寒いのでどうなるか?一応叩いてみてぽんぽんと透き通った音がして、ひげ根が枯れてきたら、採り時か。


有機肥料の作り方(高級燐酸肥料)

お勧め
ポイント
何といっても化成肥料と違って、体に安心。その上、おいしいときたら作るしかない。でも、量が少ないと温度が上がらず、発酵がすすまないので仲間でいっしょに作ります。スイカは甘みが増し、サトイモは粘りが強く、さすがはと納得の肥料です。
作り方 材料:頁岩、おから、魚粉、菜種粕、米ぬか、ヨウリン、OKボーン(骨粉の代わり)、トーゲン一号(発酵資材)、バイムフード(発酵資材)
1.頁岩に、おから以外の材料を振り混ぜ、混ぜ合わせる。水を少しづつ振り混ぜ、スコップで切り返しながら、混ぜ合わせていく、二回ほど切り替えしたら、山のようになった肥料の山ができる。そこへ、温度計をさし、こもをかぶせ、二日ほど置く。

2.
3日目(9℃)切り返し。
(切り返し:スコップで山を崩しながら、隣にあたらに山積みしていくこと)
3.5日目(20℃)切り返し。これから毎日切り返しが続く。
4.7日目(40℃)おから投入。
5.12日目(45℃)硫酸カリ投入。
6.13日目完成!!!やった〜各自自宅へ持ち帰り、さらに乾燥させておいしい野菜作りに活用。
活用 ゆっくり効いてくる肥料なので、多めにやっても問題ない。肥料あたりなし。元肥はこの肥料で、菜物など、追い肥ですぐきかしたい場合は化成肥料を併用している。ほうれん草はとてもおいしいとのことだが、私はサトイモとスイカに味の差が出ると実感。