フィル・ウッズ

フィル・トーク・ウィズ・クイル 2002年4月21日
フィル・ウッズとジーン・クイルのアルトサックス双頭コンボの代表作。とにかく2人のものすごいかけ合いが聴きどころ。曲目で言えば何といってもトラック2の「チュニジアの夜」で決まりだろう。どしょっぱつから2人の明るく彩りがきれいでなおかつド迫力のかけ合いが聴ける。双頭コンボに見られがちな緊張感と言うのはあまり感じられなく、2つのアルトがまるで1つのアルトであるかのような非常に自然な融合を感じる。ピアノのボブ・コーウィン→ジーン・クイル→フィル・ウッズとブレイクをはさんで次々と強力なソロプレイが展開され、ながら聴きを許さない面白さである。他の曲目も馴染みやすくて分かりやすいのでジャズを聴きはじめた方には特におすすめです。ついでに音も良いが、録音レベルが高いためいつもよりボリュームを少々絞る必要あり。