ウェイン・ショーター

ネイティヴ・ダンサー 2003年8月25日
( ̄ー ̄☆ 冒頭の呪文のようなインパクトのある歌声、しばらくしてラテン系なノリのリズムがついて、エキゾチックムード満点の<ポンタ・ジ・アレイア>。黒々としたジャズのフィーリングにラテン系ミュージックのノリのよさが混ざり合って、なんとも言えない癒し系ミュージックが広がる。
(o・ω・)o  ミルトン・ナシメントというブラジルのミュージシャンの歌声がいいね。<タルジ>では、伸びのある新鮮な輝きを見せ、<ミラクル・オブ・ザ・フィッシュ>では、当時のブラジル軍事政権に対して怒りのこもった力強さと同時に哀しみを感じる表現をしている。両者を聴き比べると対照的で面白いね。
( ̄ー ̄☆ そして<ジアナ>で魅せるショーターのソプラノサックスが、なんとやさしく美しい響きなことか。ため息が洩れるよ。
(o・ω・)o  このアルバムでは、ショーターとミルトンのコラボレーションが最大の魅力だけど、バックのハービー・ハンコックやブラジリアンアーティストの張りのあるリズムも相当すごい。
( ̄ー ̄☆ ショーターのちょっと前衛的なフィーリングが苦手な人にも勧められる理屈ぬきに楽しめる作品だ。