ジェリー・マリガン

ナイト・ライツ 2002年11月17日
バリトン・サックスという、ちょっと珍しい楽器を操る白人ジャズマン、ジェリー・マリガンのヒット作。重いバリトンを軽々と吹くマリガンのプレイは、黒人プレイヤーとは一線を画すお洒落で大人びた演奏だ。マイナーなメロディがとにかく良く、いかにも日本人受けしそうな曲目が並ぶ。ジャケットの高層ビルの夜景そのままの印象で、リラックスして聴ける。
<ナイトライツ1963Ver.>
ここではマリガンはピアノを弾いている。淡々とした哀愁のある演奏で、心が落ち着くような感じ。
<カーニバルの朝>
メロディーがいい。セクステットのメンバー全員がゆったりとしたプレイが持ち味なだけに、雰囲気作りは見事に整っている。
次の<ウィ−・スモール・アワーズ><プレリュード:ホ短調>などもやっぱりメロディーだ。演奏自体もちろん悪くないけれど、このアルバムはアドリブよりメロディーで聴かせるタイプである。
<ナイトライツ1965Ver.>
クインテットとは思えない大きなスケールを持った演奏が良かった。

本アルバムのマイベスト<テル・ミー・ホエン>