スコット・ハミルトン

スコット・ハミルトン2 2002年7月1日
ジャケット写真の8人のハミルトンがなかなか渋くてよい。このときは23歳だったが、いまや47歳のおじさんになっているらしい。そんなハミルトンもこの頃はネオ・スイング派としてレスター・ヤングやチャーリー・パーカーの名演で知られるスタンダード・ナンバーをふくよかな演奏で歌い上げている。
<ノー・グレイター・ラブ>はあまりノリ過ぎず、しっかりと落ち着いてスイングしている。
<ジーズ・フーリッシュ・シングス>はハミルトンの美しいバラードの解釈を味わえる。
<エブリシング・ハプンズ・トゥ・ミー>もそうだが、ハミルトンのバラードは年齢を感じさせない円熟した味わいを持っている。ただ少し残念なのはその中で飛びぬけた名演がないというのが辛い。うまいとはいえるが、スゴイとは言い難いのである。