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千と千尋の神隠し(2001年・日) 2002年7月21日
劇場で見て今回改めてDVDで見たが、色が全然違う。ヤフーの掲示板でも指摘されていたが、全体的に赤が強く、劇場公開の時のスカッとしたヌケのいい色とは程遠くてがっかりした。ただそれとは別に内容はやはり素晴らしく、想像力に溢れた傑作だと思った。不思議の国の神々は、動物なのかなんなのかわけのわからない姿だがとてもユニークで楽しく、ギリシャ神話の神々よろしく非常に人間臭い煩悩があって、独特の世界観が出ていた。そして映像の楽しさもさることながら、これまで親に頼りきっていた千尋が(まだ10歳なので当然だが)両親が豚にされてしまったことで、一人で生きていくことを強要され、労働の大切さを学んでいくという普遍的なテーマが、子供だけでなく多くの大人にも深く共感する所があって、これほどヒットしたのだと思う。まあテーマを深く考えなくても、千尋が両親を助けるため繰り広げる、冒険ファンタジーとしてみても充分楽しめるアニメ映画の傑作だ。

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