marantz PM-14SA ver.2導入記


プレーヤー・アンプ・スピーカーのうち変えると最も音が変わるのがスピーカー。次にアンプ・プレーヤーの順だが、昨年スピーカーをJBL 4312BMKUに替えて劇的な音の変化に驚いて以来、次はアンプと考えていたものの、経済的に厳しく且つほしいと思わせるアンプも無く、さらにプリメインにするかAVアンプをグレードアップさせるかも決まっていなかった為、何となく時間だけが過ぎていってしまった。
ヤマハのAVアンプDSP−AX8にパワー不足は感じていたものの、それほど大きな不満となっていなかったが、最近映画館の音のクオリティ向上を体感するにつけ、そろそろ本気でオーディオに取り組もうと、いよいよアンプ購入に乗り出した。
まず、プリメインかAVアンプかだが、家では音楽を聴くほうが多いのと、映画はほとんどモノラル音声のものばかり見るため、マルチチャンネルの必要性を感じなくなり、ピュアオーディオの方向でいくことにした。
次に機種選定だが、国産の20万円前後でデザインがよいものとなると、ラックスマン(L−505f)・アキュフェーズ(E−212)・マランツ(PM−14SA ver.2)が浮かび、その老舗3メーカーから選ぶことにした。(デノンは適当な価格帯の製品が無く、デザインも好みにあわないのでこの時点で×とした)
アキュフェーズは上級機はすばらしいが、E−212になると一気にデザインがショボくなって×。デザイン的にはラックスマンが一番好みだったのだが、モデルがもう古いことと、音がイマイチジャズに不向きな印象があったので悩む。マランツのほうは、他の2モデルに比べ多少値が張るということがネックと言うわけで、しばらく静観しようかと思いかけたとき、オークションでその日たまたまマランツPM−14SA ver.2が出品されているのに気づいた。中古であるものの、新品同様で128000円(送料込み)!安い!(ちなみに定価は23万円)出品者はマランツの専門店らしい。新品をまともに買おうとすると18万ぐらいするので、これが本当に新品同様ならかなりの掘り出し物だ。ほっておいたらすぐに落札されてしまいそうなので、即入札。2日後、私の家に憧れのマランツが届いた。
早速開けてみる。デカイ!重い!傷・汚れは一切無く、まるっきり新品だ。実物のほうが写真で見るよりシックで上品な感じ。ver.2になって、新たに採用されたというブルーのウォームアップメーターが渋い。
酷いとわかっているが、AX8と比較してみる。しかし意外にも違いがよくわからない。あれれっ!?と思い少しボリュームを上げると、オー違う違う。(ほっ・・・(^_^))バド・パウエルのピアノ・タッチが重い!マイルス・デイビスのミュートが澄みわたる!バスター・ウィリアムスのベースが濃厚で奥深い!小音量時にはなかなかいけると思ったAX8もボリュームを上げるにつれ、息切れギブアップ。サーというノイズが大きくなり、音もまるっきりドンシャリになってしまった。それにしてもPM−14SA ver.2は見事な高S/Nでボリュームを上げても非常によく粘り、ウォームアップメーターが振れてくるにつれ、ますます真価を発揮。中低域の解像度は抜群で暖かみがある。派手にスピーカーを駆動するというよりも、腰をすえてしっかりCDからの情報を引き出しているという感じだ。4312BMKUもようやく最高のパートナーを見つけたと言わんばかりに、勢いよくシャウトする。
さてこうなると情報供給源のCDプレーヤーを何とかしたくなる。なんせ今は激安コンパチLDプレーヤーからの出力だもんなぁ。。。SA−14 ver.2がほしい!PM−14SA ver.2とのデザインのマッチングはベストなのだが、先立つものが・・・とりあえず今の状態でも大満足なのでしばらくは大人しくしていよう。ていうか動けない(>_<)

(2003年5月17日)

某オーディオ店で、JBL4338を聴いた。その圧倒的な低音再生能力に愕然とした。家に帰り、もう一度同じソフトを再生したら、低音が圧倒的に不足している。そこでアンプのソースダイレクトスイッチを切り、BASSプラス補正をかけてみた。するとベースがグイグイ前に進み、ドラムのアタックも力強くなった。これだ!これがJBLの低音だ!まだまだ買い替えの必要はなさそうだな。

(2005年2月11日)