JBL4312BMKU参上!(2002年5月12日)

 我が家にJBL4312MKUというスピーカーがやってきた。第一印象はデカい。(幅36cm、高さ60cm、奥行き30cm)持ってみて重い…(1本20kg)箱から取り出すのさえ一苦労だ。取り出してよくその姿を眺める。エンボス加工を施したブラック仕上げのエンクロージャーは写真で見るのとだいぶ違って、質感が高く堂々としている。そして側面には大きなJBLのロゴが…素晴らしい。

 私がJBLと言うメーカーに興味を持つようになったのはジャズを聴き始めてすぐだったが、本格的に欲しくなったのはアルバイトでオーディオ専門店に勤めたときからである。仕事柄いろいろな機器を触ったが、私自身のシステム構築のために品定めもした。その結果、これこそ私が望んでいた音だと感動したのがJBL4312Bだった。(このときはマーク2が出る少し前だった。)この4312というスピーカーは、レコーディングスタジオや放送局スタジオのオンコンソール・モニターとして、プロの現場で幅広く活躍するプロ用のモニターである。スカッとさわやかな中高音、ポンポンと跳ねるような乾いた低音はジャズにピッタリだ。他の従業員はハーベスの30万ぐらいするスピーカーを絶賛していたが、私から見れば面白みのない音だった。とにかくそのとき聴いた4312Bの音は鮮烈・爽快で、その後私の耳にずっと残ることになった。当時私のシステムはKENWOODのK’sシリーズというハイコンポを使用していたのだが、スピーカーだけ替えるのはためらわれ、かといってアンプなども替えるには金銭的に余裕がないということで購入には至らず、ただ時間だけが過ぎていった。その後映画のマルチチャンネルに興味を持ち、安いAVアンプを買ったりもしたのだが、やはりJBLのあの音が忘れられなく、マーク2が出て3年ぐらい経っていることだし、そろそろ腰を据えてジャズに取り組もうと購入を決意した。

 さて届いた4312BMKUをまず2階に運ばなくてはならないのだが、これがなかなかつらい。私は毎日20kgのダンベルで体操しているので、そのくらいは大して重くはないはずなのだが、なにせガタイがデカいものだから持ちにくく、ずいぶん重く感じる。そしてセッティング。まず片方だけ替える。2チャンネルのうち左LSF-555、右4312BMKUとして音を聞き比べてみる。「お〜違う、全然違う。」まず迫力が全然違う。音の出方がまるで違うのだ。555はスピーカーの前面で張り付いたような音だが、4312の方は何か奥からぐっと前のほうへ音が飛び出してくるような元気なサウンドだ。ぽんと置いただけで、エージングも進んでいないのにこれだけの音が出てくれば、ちゃんと調整すればどんな音が出来上がるのか、いやがうえにも期待が高まる。そしてLRともに4312に替えてみる。これはスゴイ。見た目はデカくて部屋を圧迫するような感じだが、音のほうは前方に広がるように定位し、スピーカーの存在をまるで感じさせない、JBLならではの生々しいライブ感である。音の分離感も見事で、聴いていて気持ちがいい。その上アーティスト個人の演奏の特徴まで描き出してしまうのには驚いた。ただ低音はやはりまだまだ不足。(この点はエージング次第だな)LSF−555はそれだけ聴いていると何も文句はなかったのだが、いざ比べてみるとこれほどまでに違うとは…まるで555がおもちゃみたいに感じるのだ。これはもっと早く替えればよかったかな(^^ゞ
今はアッテネーターをいじったり、エージングを進めているが、安いAVアンプでは…(ちなみにアンプはヤマハDSP-AX8)いかんこの様子だと出費がかさんでしまいそうだ(+_+)