CITROEN XM(2005-2006) Sorry,only Japanese.
1 XM購入(05年7月)顛末記(修理を含め)
さてさて、BXは放置プレイとしましてしばらくお休みに入りました。
で、代わりにやってきた92年登録のXMの状況報告です。
ある知り合いから手放すからどうかとのお声がけ。
革嫌いの私にとって願ってもない初期型の布シートXM。
エアコン以外に大きなトラブルもなさそう。
当時500万円もしたシトロエンの旗艦が手に届く。
もう二つ返事で購入を決意してしまいました。
名義変更の帰りにそのままエアコンの修理に出しました。
原因としてはこれもXMのお約束のようですがエンジンのすぐ脇を通る低圧ホースのカシメ部分から。
電装屋でカシメ直したところ、ガスが循環している間は低圧なので良いのですが
停止させると低圧ホースにも高圧のガスが廻って結局漏れる始末。
そこで再度強力にカシメ直してほとんどワンオフ状態で作ってもらいました。
しかし、今度はレシーバタンクがもうダメと言うことで
中古部品を手配してもらってなんとか盆前には納車されようとしたのですが、
わが家の裏にまで来てATシフトリンゲージが外れてシフトレバーブラブラ状態。
そのまま工場へ引き返すのをお見送りとなりました。
で、修理完了の電話がかかってきたのがお店の盆休みの前日。
忙しそうなので自転車で工場まで取りに行きました。
BXで何とか入ったマウンテンバイクはXMでは楽勝と思ったのは間違いで、
結構ギリギリでした。思ったより広くはないのか。
さて、やっと乗れるようになったXMですが、
どうもガソリン臭い。
またまたお決まりのエンジン上のフュエルホースからのガソリン漏れ。
ホースクランプを新品に換え、
ひび割れてきたホース自体も新品にしました。
そして9月、またまたお約束のステアリングラックからのLHM漏れ。
結構沢山漏れるようになってきました。
これについてはHP「あばんぎゃるど」さんのご常連による
「へそオフ」でバイパス手術を行う予定です。
BXでもそうなんですが、リターン系でも高圧側は悪さをします。
日本人に言わせれば設計が甘いんだよね。
2 BXとXMの違い
【XMの良いところ】
1.BXは低速での段差に結構ドカンと突き上げがありますが、XMではハイドラクティブでもあってサスペンションジオメトリーが適切化されたのか、その辺りは随分とおしとやかです。
ただ、柔らかいだけにブレーキの後、いちいちお尻をぴょこぴょこと振り上げるのには閉口します。
2.V6・3リットルエンジンはパンチこそないものの知らず知らずのうちにペースが上がってしまうもので巡航能力が非常に高いものです。
ただ、トルクはあるのか、パーキングブレーキをかけておいてもクリープで動こうとしてしまいます。「おとなしくしとかんかい!」
3.セルフセンタリングシステム(油圧で自動的にハンドルが直進に戻る)は、低速時には結構便利。駐車が楽になる。
4.パワーシートは楽ちんちん。う〜ん、さすが高級車。
5.トランクにある仕切り(パーテイション)ガラスは
ハッチバックの車としてはトランク開閉時の外気の流入を防ぎ、
かつトランクを閉めるときのバタンという大音量を乗員に伝えない良い考え。
6.前照灯のハイ・ロー切替時にブラックアウトしないのはいいですねえ。
7.さすがにシングルワイパーをあきらめた巨大フロントガラス。
ツインワイパーは拭き取り面積も大きく良い。
ただし、フロントガラスは結構曲率がきつくて助手席側の下は所々浮いてしまいます。
8.やはり広い。
前後左右共にやはり格下のBXは及ぶわけがありません。
9.何者にも似ていないこのデザイン。
このデザインを手に入れられるだけでもXMを持つ意味はある。
なんとアバンギャルドか!
ベルトーネ万歳。
【BXの良いところ】
1.シートの腰のあたりのランバーサポートはBXの方が気持ちいい。
2.ステアリングの形状はBXのほうが断然良い!XMは前後に厚く握りにくい。
3.壊れないのはいい。中途半端な電子制御のXMに比べて、壊れるところは少ない。
3 結局XMは
シトロエンの旗艦として非常に濃い!。
その故障の多さに敬遠する人も多いと聞くがBXよりも断然濃いことだけは確か。
私の車道楽人生にとってはこれで欲しい車はもうなくなったと言っても過言ではない。
(ランボルギーニのカウンタックLP400やエスパーダ、ポルシェの928は欲しいけど買えないだろうからあ)
4 その後のXM(いろいろ修理)
ステアリングラックからのLHM漏れは、「へそオフ」にてアドバイスいただき
無事完治しました。
しかしその後に水温上昇の傾向が見られ、対策に乗り出しました。
アイドリングで110℃を超えるような状態。
ファンは問題なく回るような感じでした。
それで、サーモスタットの不良を疑い、
LLCを買い増しにオートバックスの駐車場に行ったところ右のファンの動作不良を発見。
結局まずはリレーの接触不良であることを確認しました。
つまりリレーをガサガサ触るとリレー作動音と共に正常化する事がわかりました。
あばんぎゃるどさんのHPより、関係するリレーは3個あることがわかっており、
その時点では右ファンのみに関するリレーをはずしたところ
端子部分の焼けこげが見られ接点磨きと接点回復スプレーによる応急処置を施しました。
しかし再発したため家に帰ってから
リレーを3個ともはずして端子の確認をしました。
固着していたリレーもあったので出先でははずさなかったのですが、
ドライバーなどを使って無理矢理はずしたらそのリレーのケースが崩壊しました(笑)。
ソケットもはずして焦げている端子は新しいものに圧着し直し、
崩壊したものと融けた痕がある併せて2個のリレー(25A)は、
とりあえずBXから30Aのリレーを持ってきたりして取り付けました。
その結果、配線関係では良好になりました。
モーターも現在問題無し。こちらは完治しました。
しかし、やはり水温は110度を超えようとしますので
サーモスタットの作動不良と断定。
急遽頼んだサーモスタットが届いたこともあって
サーモ交換に挑みました。
ところがエンジンマウントの横のボルトが
手元にあった通常の長さの16ミリメガネレンチではびくともせず。
(狭くてボックスは入りません)
16という特殊サイズのロングレンチは近くの工具屋にも在庫はなく
仕方なく手元のレンチを改造(ストレートに曲げ直し、延長パイプが入るように削ったり)して
なんとかしました。
作業はFBM前日の土曜日に開始。
LLCは錆などもなくきれいそのものでした。
また、サーモは今回78℃を用意したのですが、組んであったのも78℃。
純正は85℃でしたよね。すでに一度交換済みなのか。
なんとか午後2時過ぎに作業終了。
FBMに出発することができました。
交換後は90℃にすら届きません。
5 で、実はXMは手放しました
で、無事に今年もFBMに参加できたのですが、実をいうと私的にはこれで当初の目的を果たしたことになります。
もともとBX一筋の私、BXに劣らずXMもそのアバンギャルドさが大好きで今回縁あって浮気をしました。
しかし、本妻を放かっておくわけにはいきません。
お叱りを受けるかもしれませんがいわば期間限定の愛人であったと言われても仕方ありません。
ただ、お遊びであったわけではなく、その間きちんとつきあってきたつもりで、
性格が悪いところもちゃんと躾けておきました。
本妻に取って代わるとか、第二夫人として迎えることを
車検までの半年で決めようと真剣に考えてきたのですが、
現在勤務地が近くて通勤にもほとんど使わない状態である今、
BXとの併用ではほとんど乗ることもなくなり、宝の持ち腐れとなってしまいます。
車とはガンガン乗ってなんぼと思っている私としては動かさない車は意味がないわけで。
結局車検を通さずに登録抹消、シトロエン岡崎に引き取ってもらいました。
6 「在りし日の我がXM」

FBMジムカーナ走行後のドロだらけの状態ですが

92年登録XM
布シート(かえって稀少?)
左ハンドル・セルフセンタリング付き
色はグリドルメン(グレーメタリック)
走行距離5万5千km余
(走行距離は少ないですが経年劣化は避けられません。)
玉は前回の車検で取っかえたとの話でした。(前回車検49700kmから5400km程走行)
社長夫人が新車でユーノスから購入とのこと、その後個人を経て私で3オーナー目です。
珍しい純正のマッドフラップが割れることもなく付いていました。

シート等はヤレはなく、後部座席の左右の可倒しない部分にはビニールが被ったままです。
タイヤはブリヂストン・レグノGR−7000で、溝は6mmとまだまだ余裕。
オーディオはカロッツェリアに換装してあるのでステアリングのスイッチは使用できません。
6連装CDチェンジャー付き。
キーレスのマスターキーはなく、予備キーが2種・2本でした。
コンピュータグラフィック表示部は交換済みで正常作動。
シフトインジケータは右上1箇所が接触不良で[P]が[F]と表示される。
これは時々正常表示されるので単なる接触不良と思われます(裏から叩けば、いや再半田で直る?)。
外装は小傷が皆無とは言いませんがかなりきれいな方でした。
ただし、Cピラー上部のプラスチック部分のみ塗装がヤレてます(XMの持病?)。
購入後、
エアコン修理(これに大金かけました!)、
ATシフトリンク交換、
ハイマウント・ストップ・ランプを後付け、
グローブボックスダンパー抜け対策としてバネ挿入済み、
燃料パイプとクランプ交換、
エアコン調整ダイヤル中央を新品に交換、
ラックからのLHM漏れ対策済み、
ファンリレー交換、
サーモスタット交換、
トランクルームランプのスイッチ断線修理
といった躾をしました。
とりあえずとても良い娘になりました。
今後の躾としては
ステアリングラックブーツが破れているので交換が必要とされ、エンジンマウントの交換も検討されます。
また、常時サスロックは起きていませんが、瞬間燃費は点いたり消えたりです。
(瞬間燃費が表示されなくてもサスロックが必ず起きるわけではないようです)
しかし、XMなので今後いつどのような不具合が起こるかは予測不能です。
私も問題ない個体といわれ、私自身も大きな不具合はないと思って購入してこの結果ですから。
とりあえずシトロエン岡崎に引き取られましたが、次のオーナーになられる方、しっかり面倒を見てください。