自助や自律をすすめる


教訓 249. 自分のことは自分で行え。


If you would be well served, serve yourself.《十分面倒を見てもらいたければ、自分で自分の面倒を見よ》


 人に頼り、人の世話で生きるものは、どうしても遠慮がちになり、好きなことも自由に行えなくなります。

(a) The dependent is timid.《自立できないものは憶病である》「居候の三杯目」
(b) Beggars must not be choosers.《乞食は選べない》

 そして、他人からは十分な世話が期待できないとなれば、見出しのコトワザのように、自分のことは自分でするしかないということになります。

(c) If you want a thing well done, do it yourself.《十分にしてほしければ自分でせよ》

 だから、人はだれも自分の力で立たなければならないのです。

(d) Every tub must stand on its own bottom.《すべての桶は底を地につけて立たねばならない》
(e) Paddle your own canoe.《自分の丸木舟を漕げ》(自分のことは自分でせよ)

 こうして自立すると、その良しあしは別にして、今度は他人のこともあまり関心をもたなくなるものです。

(f) I am not my brother's keeper.《わたしは兄弟の番人ではない》


教訓 250. 自己を律することのできるものは幸せ。


He that is master of himself, will soon be master of others.《おのれを制するものは、やがて人を制する》


 そして、他人に頼らず、自立できるようになった人間は、おのれ自身を律するすべを学ばなければなりません。つまり、自分の不徳を罰し、欠点を克服する力を身につけなければならないのです。おのれを律するものは人をも制することができるのです。

(a) Happy is he that chastens himself.《己を罰することのできる人は幸せである》

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