原因と結果について教える


教訓 217. 原因のない結果はない。


Nothing comes of nothing.《無からは何も生じない》「蒔かぬ種は生えぬ」


 すべてのものには原因があります。無から有は生じません。何も貢献しなければ、何も得ることはできないのです。見出しのコトワザは、そのような意味で用います。

 また、病気にもすべて原因があります。その原因を知ることが、病気の治療になるのです。

(a) A disease known is half cured.《病気がわかれば半分治ったも同然》
          別掲 → 教訓172 知識は力である。
 = To know the disease is half the cure.

 原因があるから結果が生じるということは、結果があれば必ず原因があるということです。人の噂には、いい加減なものが多いのですが、まったく事実無根というのも少ないのです。噂になそれなりの原因があるのです。そして、人が疑問に思うことには、必ず理由があるものです。

(b) Where there's smoke, there's fire.《煙のあるところには火がある》「火の無い所に煙は立たぬ」
 = There is no smoke without fire.
(c) Every why has a wherefore.《すべての疑問には理由がある》


教訓 218. 原因が悪ければ、結果も悪い。


Garbage in, garbage out.《ガラクタを入れればガラクタが出てくる》


 つまらぬデータをいくら分析しても、役立つ結果は得られません。見出しのコトワザのいうように、入力が悪ければ出力も悪いということになります。

 また、質問が的を得ていなければ、答えもピンぼけになります。

(a) Ask a silly question and you'll get a silly answer.《くだらない質問をすれば、くだらない答えしか返らない》
(b) Like question, like answer.《答えは質問次第》


教訓 219. ものの価値は結果で判断される。


A tree is known by its fruit.《木はその実でわかる》


 木は、その実でわかります。同様に、人の値打ちは仕事の結果でわかります。物の価値は、人がそれにいくら支払うかによって決まります

(a) The worth of a thing is what it will bring.《ものの価値はそれがもたらすもので決まる》
          別掲 → 教訓151 金がものをいう世の中である。

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