努力の必要を教える


教訓 105. 目的を実現させるのは勤勉と努力。


No pain (or pains), no gain (or gains).《苦労なくしては利益はない》
 = No gain (or gains) without pain(or pains)《苦労なくしては利益はない》「苦は楽の種」


 目的を達成させるための最後の条件は、やはり勤勉と努力ということになるようです。「棚から牡丹餅は落ちてこない」のです。

(a) No sweet without sweat.《汗を流さずには甘いものはもらえない》「棚から牡丹餅は落ちてこない」
(b) He that would eat the kernel must crack the nut.《実を食べようとするものは、クルミを割らなくてはならない》「棚から牡丹餅は落ちてこない」
(c) You cannot make an omelet without breaking eggs.《卵を割らずにはオムレツはつくれない》
(d) Too much rest is rust.《休みすぎは錆びる》


教訓 106. 苦難を越えて栄光をつかめ。


Where there is a will, there is a way.《意志のあるところには方法がある》「精神一到何ごとか成らざらん


 そして努力をすすめるコトワザの次には、自ら努力すれば必ず天の助けがあり、運が向いてくるというコトワザが来ます。

(a) Heaven helps those who help themselves.「天は自ら助くるものを助く」
          別掲 → 教訓54 神は努力する人間を助ける。
(b) Ninety percent of inspiration is perspiration.《霊感の九割が発汗である》
(c) You never know what you can do till you try.《してみなければ何ができるかわからない》

これらのコトワザは、人間努力すれば必ず天の助けがあり、すばらしい霊感を得ることもあるし、自分の力の偉大さを知ることもあると教えています。

 最後に、次のコトワザは、歴史に残る事業は座していては達成できないこと、栄光は艱難なくしてはあり得ないことを、格調高く宣言しています。

(d) Footprints on the sands of time are not made by sitting down.[Longfellow]《時の砂に残る足跡は腰掛けていてはできない》
(e) No cross, no crown.《十字架なくしては王冠はなし》
(f) Through hardship to the stars.《苦難に打ち勝って栄光の星へ》
(g) Faith will move mountains.《信念は山をも動かす》

 かくして、方法論を説くコトワザは、結局、方法論を越えた努力至上主義を讃えるこれらのコトワザに帰着するのかもしれません。

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