新 刊 案 内


東西ことわざ ものしり百科

 表紙帯より

ことわざパワーで人間力を磨く

日英で似てても違う微妙なことわざ、一見矛盾したことわざ―ことわざに込められた先人の知恵を学んで東西の感性や発想の違いを知り、英語表現と雑学にも強くなろう。実用的で楽しく学べるユニークなことわざ文化論、誕生!

安藤邦男著

平成24年1月25日 全国一斉 新発売


春秋社

定価 2,100円(税込)





なぜこの本を書いたか

私は日頃ことわざをできるだけ多くの人に、とくに若い人たちに、もっと知ってほしいと考えている者です。

数年前、東京堂出版から『テーマ別・英語ことわざ辞典』出版しました。これはことわざに含まれた教訓とかメッセージをテーマ別に分類し、「こういうメッセージを伝えたいときには、こういうことわざがある」ということがすぐに判るように編纂した辞典です。

その辞典の作成中、英語にも日本語にも、同じ意味のことわざがある一方、英語には有って日本語には無い、逆に日本語には有って英語には無い、そんなことわざが多くあることに気づき、それは何故かと突き詰めていくと、けっきょく日英の文化の違いがことわざの背後にあることを知りました。そこで今回、そこに焦点を当ててこの書をまとめました。

ことわざの効用の一つに、生き方や教訓の知恵のほかに、知識を直接伝達するという、天気ことわざや健康ことわざがあります。それらのものを日英両方から選び、その違いにも言及しつつ、今日でも生活に役立つ知識・知恵として紹介しております。

その他ことわざの効用には、会話やエッセイの潤滑油として役立つ一面もありますが、最大の効用は「複眼の思考」を授けてくれるということだと思います。例えば、《どの雲にも銀の裏地がついている》ということわざは、下から見れば真っ黒な雲も、高い空から眺めれば、太陽の光を受けてさんさんと輝いていることを知らせてくれます。絶望も、見方を変えれば希望になり得るという教えです。ことわざはまた「酒は百薬の長 」というかと思えば、「酒は百毒の長 」というし、「始めよければ終わりよし」というかと思えば、「終わりよければすべてよし」といいます。このように、一つの見方に対して、もう一つの見方を提出し、どちらも正しいんだと言います。これが複眼の思考法です。今日のような多様化した社会では、このような相対的な見方が必要ではないでしょうか。

とくにこの書では、日本的思考法の縮図としての日本語ことわざと、西欧的思考法の縮図としての英語ことわざとを対比し、両者を文化の相違として解説しました。このように対照法的記述をした理由は、一つにはそれぞれの文化は他者との比較を通していっそうその特徴を明確にすることができると思うからです。もう一つには、両者を並列記述すればそれぞれの文化は何が自分の正反対であるかが一目瞭然に判り、その欠けたる部分を補充することで、東西文化の融合発展という意図がより容易に達成できるのではないかと信じるからです。



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