新 刊 案 内 |
テーマ別 英語ことわざ辞典
安藤 邦男著
平成20年9月1日 全国一斉 新発売!!
平成22年10月15日 第3版発行!!
東京堂出版
定価2,310円(本体2,200円+消費税)
本書はマスコミでも取り上げられました。 |
入手方法 |
@ 大手書店で直接購入できます。
無い場合はその書店に
予約注文されても結構です。
A インターネットで東京堂書店あるいはアマゾンなどに
直接注文することもできます。
本書は、『英語コトワザ教訓事典』(中日出版社1999)を改訂したものです。
ただし、分類や体系化の方法は前書をほぼ踏襲していますが、カテゴリーやテーマは精選し、その解説も大幅に書き換えました。
また、ことわざの出典や背景の知識や、英語の語義や語法の説明もできるかぎり多く書き加えました。きっとご満足いただけると思います。
《本書「表紙 帯」 より》
伝えたいメッセージから引ける
多岐にわたることわざの知恵・教訓を75のカテゴリーと238のテーマに分類し、英語のことわざに含まれるメッセージを体系化。日常よく使われる英語ことわざ950例、それに対応する日本語ことわざを360例、それぞれ収録。ことわざの意味、出典、用法をわかりやすく解説し、どんな場面でどんなことわざを用いたらよいかがすぐにわかる活用辞典。
《本書 「はじめに」 より》
この辞典にはどのような特徴があるか
この辞典は、英語ことわざに含まれたメッセージを体系化したものです。どんなことわざにも、メッセージあるいは教訓が含まれています。メッセージは文の表面の意味として明示されているものもありますが、多くは題材や比喩の裏に隠されています。そのメッセージを抽出し、カテゴリー別、テーマ別に分類したのがこの辞典です。だから、もしそう言うことを許されるなら、これは英語ことわざの知恵の集大成と呼んでいいと思います。読者はこの辞典から、英語圏の人々が何十年、何百年も前からことわざに込めてきた知恵の全貌を知ることができます。そしてそれらは、現代の日本人の生活にも十分生かすことのできるものです。
メッセージのテーマが体系化されているので、辞書として利用するとき、大きな便利を提供してくれます。アルファベット順に配列された従来の英語ことわざ辞典では、伝えたいメッセージを思いついても、それを表すことわざを探すのがなかなか大変でした。しかしこの辞典では、どんな場面でどんなことわざを使ったらいいかが簡単にわかります。その意味では、この辞典はメッセージのテーマからふさわしいことわざを検索するための活用辞典と呼んでもいいと思います。
また、この辞典の中の英語のことわざには、すべて和訳がつけられ、その意味、出典、歴史的背景、エピソードなどもふんだんに盛り込まれています。必要に応じて英語の語句の意味や用法などにも親切な解説がつけられています。その意味では、これはことわざ小百科事典であるとともに、英語の学習辞典としても大いに役立ってくれるはずです。
この辞典はどのようにして作られたか
ここで、英語ことわざを体系化した手続きを紹介しておきます。
@まず、英語圏および日本語圏において今日使われている英語ことわざを、新聞雑誌や辞典類をはじめインターネットでの使用例などを参考にし、約2,000例を集録しました。
Aそしてその中に含まれたメッセージを抽出、類似のものに分類し、238の「テーマ」を立てました。
Bその下にテーマを最も具体化している「見出しのことわざ」と「類義ことわざ」を並べました。(この段階で2,000のことわざ数を925に絞りました)。
C次に、238の「テーマ」から類似のものをまとめ、75の「カテゴリー」を設定しました。
D最後に、「カテゴリー」を「節」に、「節」を「章」にというふうに括り、こうしてできあがったのが4章、25節、75カテゴリー、238テーマという、ことわざメッセージの体系です。
なお、英語ことわざはバリエーションを含めて950例、相当する日本語ことわざは360例、それぞれ収録されています。
この辞典はどのような人たちに読んでもらいたいか
この辞典は次の人たちに読んでほしいと思います。
第1は、商用をはじめ学術や技術などの分野で、直接英語で意思伝達をしておられる人たちです。
話のなかに時折適切な英語のことわざを織り交ぜれば、説得力を増すだけでなく、相手はあなたの教養やセンスを大いに評価してくれ、コミュニケーションはきっとスムーズにいくのではないでしょうか。
第2は、高校や大学で英語を勉強している学生のみなさんや、英会話学校などで英会話を学んでおられる会社員や主婦の方たちです。
ことわざの意味や用法だけでなく、英語そのものの語義や語法の説明もつけてありますから、ことわざの知識を得るだけでなく、語学の勉強にも役立つ便利な辞典としてご利用いただけます。
第3に、英語は不得意だがことわざには興味があるという人たちにも、ぜひ読んでほしいと思います。
英語ことわざにはすべて和訳がつけてありますので、英語の原文を無視し、和訳のことわざだけを引用されるのも結構です。またそれに対応する日本語ことわざも並べてありますので、日英のことわざのいずれからも気に入ったものを選んでご利用いただけます。
この辞典はどのように利用したらよいか
1.カテゴリーの解説からだけでも、ふさわしいことわざを選べます。
まず、目次をたよりに、「カテゴリー」を選び、本文にあるカテゴリーの解説に目を通してください。忙しい方や英語の苦手な方はこの解説のなかに引用された日英のことわざからだけでも、ふさわしいものを選んで利用することができます。
2.テーマの解説から、さらにきめ細かく適切なことわざを選べます。
さらに詳しい解説をじっくり読みたい方は、その下にある「テーマ」へと進んでください。そこには、ことわざのメッセージが表すテーマの解説があります。そこでテーマの輪郭をつかめば、後続の見出しのことわざや類義ことわざから自分の使いたいことわざを選び出すことができます。
3.日本語のことわざからも、英語のことわざが検索できます。
日本語ことわざを知っていて、それに相当する英語ことわざを検索したいときは、巻末の「日本語ことわざの索引」を利用することができます。
4.英語のことわざの意味、起源、語法なども知ることができます。
特定の英語のことわざについて詳しい知識を得たいときは、巻末の「英語ことわざの索引」を利用することができます。
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