Q 僕は小学生です。学校で、ことわざとはどうしてできたのか、調べることになりました。インターネットを検索してみましたが、ことわざの意味について解説しているページがほとんどで、僕の知りたいことではありません。ことわざとは、どうして、できたのですか。教えてください。


A コトワザは昔からあります。起源についてはよく判りませんが、一つは生活の知恵を子孫や後世に伝えたいという意図で作られたと思われます。

例えば農作業に従事する人は、「朝虹は雨、夕虹は晴れ」などのコトワザで、知恵や経験を伝えました。

鍛冶屋さんは「鉄は熱いうちに打て」といって、鉄を鍛える時期を弟子達に教えたものです。

また一方では、コトワザは人間の生き方を教える教訓としても使われるようになりました。だから、
鍛冶屋さんが弟子達に教えた「鉄は熱いうちに打て」は、他の一般的な事柄についても使われるようになり、「何ごとをするにも潮時がある」、「時機を失するな」という意味で、使われるようになりました。

英語の古い聖書には、コトワザを集めたものがあり、キリスト教徒やユダヤ教徒の道徳律になっています。

また日本では、コトワザは喧嘩や戦争にも使われ、相手や敵を笑いものにしたり、悪口を言って闘志を失わせようとしたと言う人もいます。いずれにしても、コトワザは、簡潔で、口調がよく、何らかの教訓を含んでいます。

その教訓は、多くの場合比喩の形を借りて、「良薬口に苦し」とか「雄弁は銀、沈黙は金」などといいますが、なかには比喩を用いず文字通りの意味で、「精神一到何事か成らざらん」とか「健康は富みにまさる」などというコトワザもあります。

なお、本ホームページの「Q&A」にも同様な趣旨の質問と答えが載っていますから、参照してください。

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