「女の居場所は家の中」には、好意が感じられないが・・・。

 英語に興味があったので、このページを拝見させていただきました。ここでひとつ、気になったことがあったので、メールを送らせていただきます。

 「女性蔑視のコトワザ」で、「比較的好意の感じられるコトワザ」というところがあるのですが、そのなかの

 (c) A woman's place is in the house.《女の居場所は家の中》
 (d) A woman's work is never done.《女の仕事は決して終わらない》
 (f) Men make houses, women make homes.《男は家屋をつくり、女は家庭をつくる》

はどうも私には、好意の感じられることわざだとは思えません。

 とくに、(d) に関しては、意味もよくわかりません。

 (c) は、女の居場所は家の中ということは、女は外には出るべきではない、したがって女は家の事だけしていればよい、というふうにも取りかねません。

 (f) についても同様です。

 そのことについて、なぜ、これらのことわざが比較的好意の感じられるものかとお思いになったのか、ご意見をいただけたらと思います。


多くの女性蔑視のことわざの中で、これはまだましな方のようです。

 (c) (d) (f) のことわざが比較的好意が感じられる、といったのは、これらの古いコトワザは、当時の男性中心社会での女性の姿を、比較的客観的に表現している、という意味です。

 もちろんこれらのコトワザを悪用して、「だから女は家に居ろ」とか「家庭の仕事は女の仕事だ」というのでは、今の社会では受け入れられません。

 (d) のコトワザは「女の家庭での仕事は際限がないほど大変なもの」という意味で、むしろ同情的なニュアンスさえ感じられます。ですから、夫に対して「だから手伝ってよ」という手段に使えます。

 以上、簡単ですが、お答えになっているでしょうか。他にお気づきの点がありましたら、またご意見下さい。

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