ことわざを通して、イギリス人の価値観を研究したいが・・・。

 私は、ある大学院の研究科に在籍しているものです。英語のことわざ研究をしたいと思っています。

 テーマは、「19世紀産業革命期のイギリスのことわざに表れたイギリス人の価値観」について、書きたいと思っています。産業革命によってあらゆるものが変わっていった当時のイギリス人たちが、どんなものに価値を見出し、それがどのようにことわざに表れたのかに、的を絞りたいと思います。

 しかし、テーマは大雑把に絞れたものの、資料をどう集めたらいいのか、どういう切り口で書けばいいのか、正直申し上げて見当もつきません。

 そこで、参考のために先生の書かれた論文を読ませていただきたいのですが、いかがでしょうか。どうぞよろしくお願いします。


英米のことわざを日本のそれと比較研究してみては?

 産業革命期のイギリス人の価値観をことわざを通して調べるとは、おもしろい着想だと思います。

 ことわざは思想の化石ですから、当時の民衆の理想、認識、心情、偏見などが入り混じって結晶していると思います。土居健郎が「甘えの構造」で日本人の精神構造を解き明かしたように、イギリス人の構造が解明されるといいですね。

 イギリスに限らず、ヨーロッパのことわざは相互影響が多いのですが、東洋のもの、とくに日本のものはイギリスへはあまり入っていませんので、英語圏の人たちの精神構造の特徴を知るにはやはり、日本のそれとを比較するとよいと思います。

 小生の論文あまり役立つとは思われませんが、一部を送ります。参考にしていただければと思います。

 なお、参考資料は、英米のものはインターネットでかなり読むことができます。日本のものはインターネットだけでは十分ではありませんので、国会図書館あたりで調べられるのがよいのではないでしょうか。

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