教訓 251. この世は愛から。


Love makes the world go round.《愛は世の中を動かす》


 人々がお互いに愛情と尊敬を示し合うならば、このコトワザのいうように、世の中はもっと住み良いものになるでしょう。そして、愛情をこめて人に接すれば、人も愛情をもって接してくれます。

(a) Love your neighbor as yourself.[Matthew 19-19, 22-39]《隣人を汝自身のごとく愛せ》[聖書マタイ伝19−19,22−39]
(b) Love begets love.《愛は愛を生む》
(c) Love is the (true) reward of love.《愛は愛の(真の)報いである》「思えば思わる」

 また、博愛は自分の犯した罪もつぐなってくれます。

(d) Charity covers a multitude of sins.[1Peter4-8]《博愛は幾多の罪を償う》[ペトロへの手紙1, 4−8]

 男女の愛は、同情からも生まれます。

(e) Pity is akin to love. [Thomas Southerne]《憐れみは恋の始まり》「可哀想だた惚れたってことよ」「恋と哀れは種一つ」

このコトワザは、トマス・サザンの戯曲「オルーノーコ」Oroonoko(その原作はアフラ・ベーン Aphra Behn の同名小説)が出典ですが、とくに日本で有名になったのは、夏目漱石が「三四郎」の中で引用しているからです。ちなみに、與次郎はこれを俗謡調に「可哀想だた惚れたって事よ」と訳し、廣田先生に「下劣の極」と貶されています。

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