教訓 210. 実行の伴わない言葉は無益。


He who gives fair words feeds you with an empty spoon.《巧言を弄するのは空のスプーンで食べさせるようなものである》


 言葉が無力だといわれるのは、しばしば行動の裏付を欠くからです。いくら美辞麗句を並べても、実益を伴わなければ、何の役にも立ちません。

(a) Fine words butter no parsnips.《立派な言葉でもパースニップの味付けはしない》

パースニップは、根が食用にされるセリ科の草のことです。

(b) Praises fill not the belly.《褒め言葉は腹を満たさない》
 = Fair words fill not the belly.
(c) Praise without profit puts little in the pot.《実益のないほめ言葉は鍋の足しにならない》
(d) A man of words and not of deeds is like a garden full of weeds.《言葉だけで実行の伴わないものは雑草だらけの庭のようなもの》

  賢者はしばしば助言をしてくれますが、言葉だけの助言が役立たないとき、実際に問題の解決をしてくれるのは、やはり資金援助でしょう。

(e) Counsel is to be given by the wise, the remedy by the rich.《助言は知恵あるものによってなされ、救済は財力あるものによってなされる》

 だから困ったときは、言葉だけの同情より、少しでも実のある援助の方が有り難いものです。

(f) A little help is worth a deal of pity.《小さな援助でも大きな同情と同じ価値がある》

                      本文のトップに戻る