教訓 151. 金がものをいう世の中である。


A golden key opens every door.《黄金の鍵はどんな扉でも開ける》「地獄の沙汰も金次第」


 金がものをいう世の中では、ものの価値は人がそれにいくら支払うかによって決まります。

(a) The worth of a thing is what it will bring.《ものの価値はそれがもたらすもので決まる》
          別掲 → 教訓219 ものの価値は結果で判断される。

 「地獄の沙汰も金次第」で、金はどんな人間でも動かします。見出しのコトワザには、次のような類義コトワザがあります。

(b) Money talks.《金がものをいう》
(c) Money makes the mare to go.《金は馬でも歩かせる》「地獄の沙汰も金次第」
(d) Every man has his price.《どんな人でも金で買える》(賄賂に買収されない人はいない)
(e) Money makes a man.《金が人をつくる》

 = Wealth makes the man.

 法律も、金持ちには特別待遇をするようです。一定額の保釈金を払えば、拘留をまぬがれ釈放されることがありますが、貧乏人にはそれもできません。

(f) One law for the rich and another for the poor.《金持ちの法律と貧乏人の法律は別》

 金の力が実感できるのは、何も金持ちだけとはかぎりません。貧乏人でも、金を使うときはいい気分になれます。消費社会では、ものを作る側より金を払ってものを買う側の方が断然強いのです。「消費者は王様」です。

(g) The customer is always right.《消費者は常に正しい》「消費者は王様」「お客様は神様」

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