教訓 150. 金持ちにはだれもがへつらう。


A rich man's joke is always funny.《金持ちの冗談はいつも面白い》


 このコトワザには、むろん皮肉があります。いくらつまらなくても、金持ちの冗談には、取り巻きはみなが面白がり、笑ってくれるという意味です。

 すでに触れたように、友人をもつことにかけては、金持ちには絶対的な強みがあります。たれもが、金持ちを友人にもつことの利益を知っているからです。

(a) Success has many friends.《成功すれば友人が増える》
          別掲 → 教訓136 友人は成功すると増え、失敗すると減る。
(b) He that hath a full purse never wanted a friend.《財布が満杯のものは友達に不足せず》
          別掲 → 教訓136 友人は成功すると増え、失敗すると減る。

 人はそもそも、富豪や権力者が好きだから、彼らのまわりに寄りつくともいえます。

(c) Everybody loves a lord.《だれでも殿様が好きだ》

 一方、金持ちを取り巻く貧乏人は、気に入られるためにお世辞をいわねばならず、口がうまくなければなりません。

(d) He that hath not silver in his purse should have silk in (or on) his tongue.《財布に銀貨のないものは、口を滑らかにしなければならない》

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