教訓 137. 友情を壊すのは金銭である。


Lend your money and lose your friend.《金を貸せば友を失う》
          別掲 → 教訓158 金銭の貸借はするな。


 豊かなとき寄りついた友人が貧しくなると去っていくということは、友情はやはり金銭で支配されるということです。友人に借金をし、返せなくてトラブルが生まれ、友情が破壊された例は、数え切れないくらいあります。そこで、友人同士の金銭の貸借をいましめるコトワザが必要になるのです。

(a) Neither a borrower nor a lender be.[Shakespeare]《借り手にも貸し手にもなるな》
          別掲 → 教訓158 金銭の貸借はするな。
(b) When I lent I had a friend; when I asked he was unkind.《金を貸してやったときは友達だったが、請求したら冷たくなった》「借りるときの地蔵顔、返すときの閻魔顔」
          別掲 → 教訓158 金銭の貸借はするな。

 借金をしないのが一番よいのは当然の話ですが、そうせざるをえないのが逆境たるゆえんです。そこで、次のコトワザが控えています。

(c) Short reckonings make long friends.《清算日が短いと友情は長続きする》
          別掲 → 教訓158 金銭の貸借はするな。

 やむを得ずした借金は、すぐに返すことです。そうすれば友情は壊れなくてすむのです。

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