訓 130. 悪い仲間からは悪い影響を受ける。


The rotten apple injures its neighbor.《腐ったリンゴは傍らのリンゴを腐らせる》「一桃腐りて百桃損ず」


 しかし、家族や組織など同じようなものからなるグループにも、ときどきはみ出しものがいます。

(a) There is a black sheep in every flock.《どの群にも黒い羊がいる》

 善良な仲間からなるグループの中に、ワルが一人いると周囲にすぐに影響し、全体が悪くなるものです。悪人とつき合うためには、自分も悪くならなければならないからです。「朱に交われば赤くなる」のです。見出しのコトワザや次のものは、そういう意味で用いられます。

(b) He that touches (or toucheth) pitch shall be defiled.《瀝青に触れるものは汚れる》「朱に交われば赤くなる」
(c) Who keeps company with the wolf will learn to howl.《狼と付き合うものは吠えることを覚える》
(d) If you lie down with dogs, you will get up with fleas.《犬と一緒に寝れば、ノミと一緒に起きることになる》
(e) He should have a long spoon that sups with the devil.《悪魔と食事するものは、長いスプーンを使え》(ずるい奴にはずるくしなければならない)
 = He who sups with the Devil should have a long spoon.

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