教訓 124. 近道は危険、中道を歩め。


The beaten road is the safest.《踏みならされた道が一番安全》


 このコトワザの教えは、多くの人の通る道を通れば間違いがないということです。ひとりで行うと危険があることも、多くの人がやれば安全になるのです。北野たけし氏らのツービートが生んだ流行語に、「赤信号もみんなで渡れば怖くない」というのがあります。

(a) There is safety in numbers.《多数の中には安全がある》「赤信号みんなで渡ればこわくない」
(b) Safety lies in the middle course.《安全は中道にある》
          別掲 → 教訓71 人間には節度が必要である。

 「慎重さをすすめるコトワザ」ですでに触れたように、近道はかえって危険や障害に出会いやすく、いっそう時間がかかるものです。「急がば回れ」です。遠くても、回り道が安全です。

(c) The shortest way round is the longest way home.《一番近い道が一番遠い帰り道になる》
 = The longest (or farthest) way round is the nearest way home.《一番遠い回り道が一番の近道だ》
          別掲 → 教訓100 近道よりも回り道を。

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