教訓 119. 機会を逃しても、次の機会がある。


When one door shuts another opens.《ドアが一つ閉まるともう一つが開く》「沈む瀬あれば浮かぶ瀬もあり」「捨てる神あれば拾う(助ける)神あり


 このように、コトワザは事をなすに当たっては好機を逃がすなと、声高に注意を促しています。しかし、不幸にして好機を逸したものへの思いやりも忘れません。見出しのコトワザは「後悔先に立たず」の対義コトワザです。機を逸して後悔しても、また次の機会があると、楽観的生き方をすすめています。「棄てる神あれば拾う神あり」「沈む瀬あれば浮かぶ瀬もあり」です。しかし、この種のコトワザはあまり多くありません。ちなみに、日本のコトワザにもこの種のものはあまりないようです。

(a) Repentance never comes too late.《いくら遅く悔い改めても遅すぎることはない》
(b) He that falls today may rise tomorrow.《今日転んでも明日は起きあがるだろう》
(c) There are as good fish in the sea as ever came out of it.《海にはいつもの魚に劣らずよい魚がいる》
 = There are plenty more fish in the sea.
(d) There are plenty of other pebbles on the beach.《浜にはほかの小石がいくらでもある》
 = There are more pebbles on the beach than one.《浜の小石は一つだけではない》

これらはいずれも、機会を逸したり、失敗したものへの激励のコトワザです。

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