教訓 118. 後悔しても無駄である。


It is no use crying over spilt milk.《こぼれたミルクを見て泣いても無駄だ》「覆水盆に返らず」「落花枝に帰らず」


 同様に、一度行った行為はもう取り返しがつきません。「後悔先に立たず」で、あきらめることです。これらのコトワザは、だからこそ行動するには慎重さが必要であると説くとともに、過去にこだわらない決断の勇もすすめています。

(a) Repentance comes too late.《後悔したときは手遅れ》「後悔先に立たず」
(b) Things past cannot be recalled but may be repented.《過ぎたことは悔やむことはできても取り返すことはできない》
 = Things past cannot be recalled.
(c) What is done cannot be undone.《一度したことは取り返しがつかない》

 失敗して後悔するくらいなら、最初から危険を避け安全でいるのがよほどましです。

(d) Better be safe (or sure) than sorry.《後で悔やむより最初から安全でいるのがよい》「安全第一」
          別掲 → 教訓121 危険に近づかないのが一番安全。

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