教訓 114. 好機を逸するな。


Strike while the iron is hot.《鉄は熱いうちに打て》


 だから、機会は見つけ次第、即刻自分の手でつかみ、時機を逸せず直ちに利用すべきであると説きます。「好機逸すべからず」です。次のコトワザも、すべてその意味のものです。

(a) When fortune smiles, embrace her.《幸運が微笑んだら抱きしめよ》
(b) Take time by the forelock(,for she is bald behind).《時間はその前髪を捕まえよ(後ろ髪はないから)》
(c) The tide must be taken when it comes.《時機が到来したら捕まえよ》
(d) Make hay while the sun shines.《日の照るうちに干し草をつくれ》
(e) Hoist your sail when the wind is fair.《順風のときに帆を張れ》「得手に帆を揚げる」
(f) He who hesitates is lost.《ためらうものは失敗する》
          別掲 → 教訓96 勇気をもって事に当たれ。
(g) Gather ye rosebud while you may.[Robert Herrick]《摘めるうちにバラのつぼみを摘め》「命短し、恋せよ、乙女」

(g)は17世紀のイギリスの抒情詩人、ロバート・ヘリックの詩の一節から取られたものですが、その詩は一行おいて次に

   And this same flower that smiles today
   Tomorrow will be dying.
     そして今日ほほ笑むこの同じ花は
     明日には枯れているだろう

という行が続きます。青春を楽しめ、というメッセージなのです。

                       本文のトップに戻る