教訓 106. 苦難を越えて栄光をつかめ。


Where there is a will, there is a way.《意志のあるところには方法がある》「精神一到何ごとか成らざらん「為せば成るなさねばならぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり」
          別掲 → 教訓89 やる気があれば何でも簡単にできる。


 そして努力をすすめるコトワザの次には、自ら努力すれば必ず天の助けがあり、運が向いてくるというコトワザが来ます。江戸時代、米沢藩主の上杉鷹山も同じ思いを、「為せば成る為さねばならぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり」という歌で、家臣に示しました。

(a) Heaven (or God) helps those who help themselves.「天は自ら助くるものを助く」
          別掲 → 教訓54 神は努力する人間を助ける。
(b) You never know what you can do till you try.《してみなければ何ができるかわからない》

これらのコトワザは、人間努力すれば必ず天の助けがあり、事前には思いもよらなかったことができるものだと教えています。

 最後に、次のコトワザは、歴史に残る事業は座していては達成できないこと、栄光は艱難なくしてはあり得ないことを、格調高く宣言しています。

(c) Footprints on the sands of time are not made by sitting down.[Longfellow]《時の砂に残る足跡は腰掛けていてはできない》
(e) No cross, no crown.《十字架なくしては王冠はなし》
(d) Through hardship to the stars.《苦難に打ち勝って栄光の星へ》

 かくして、方法論を説くコトワザは、結局、方法論を越えた努力至上主義を讃えるこれらのコトワザに帰着するのかもしれません。

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