教訓 90. 困窮や不満が意欲を生み出す。


Want is the mother of industry.《困窮は勤勉の母である》


 では、やる気を起こさせるものは何でしょうか。それは生活の困窮とそこから生まれる現状への不満だとコトワザはいいます。窮乏や不満があればこそ、人はそれを克服しようとする意欲をもつものです。その意味で、窮乏や不満は進歩の原動力といえます。

(a) Discontent is the first step in progress.《不満は進歩の第一歩》
(b) Necessity is the mother of invention.「必要は発明の母」「窮すれば通ず」

 そして、何かをしたいという願望は、ことの成就が妨げられ、待たされれば待たされるほど、強くなるものです。

(c) Desires are nourished by delays.《願望は遅延に育てられる》

 食事の場合も同様であって、窮乏とそれがもたらす空腹感が食べたいという意欲を引き起こし、何でも美味しく食べさせてくれるのです。

(d) Hunger is the best sauce.《空腹が最上の調味料である》「ひもじい時のまずい物なし」
(e) Hunger makes hard bones sweet beans.《空腹は硬い骨でも美味しい豆に変える》

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