教訓 68. 極端は悪である。


Every extremity is a vice.《すべての極端は悪徳である》


 調和と秩序を愛するコトワザの精神は、極端に偏することは悪であるとする考えを生み出します。次のものはそれぞれ、大きすぎ、多すぎ、賢すぎ、強すぎなどの極端は、悪い結果を生みだすというコトワザです。

(a) Great happiness, great danger.《大きい幸福は大きい不幸である》
(b) Much meat, much malady (or disease).《大食らいをすると病気も多い》
(c) The more laws the more offenders.《法律が増えれば犯罪者が増える》
(d) Too many cooks spoil the broth.《料理人が多すぎるとスープの味がだめになる》「船頭多くして船山に上る」
          別掲 → 教訓86 一つの仕事を二人以上でするな。
          別掲 → 教訓133 多人数のグループはまとまりにくい。
          別掲 → 教訓142 指導者は一人がよい。
(e) A man at five may be a fool at fifteen.《5歳で大人並みの子は15歳では愚か者》「十で神童、十五で才子、二十過ぎればただの人」
          別掲 → 教訓180 腕白少年の方が立派に成長するもの。
           別掲 → 教訓98 あせらずゆっくりが勝利への道。
(f) A little wind kindles, much puts out the fire.《微風は火を燃え立たせ、強風は火を消す》
(g) The fire which lights us at a distance will burn us when near.《離れたところにある火は光を与えるが、近くだと火傷させる》
(h) They love too much that die for love.《愛がもとで死ぬのは、愛が激しすぎるからである》
(i) The higher the monkey climbs the more he shows his tail.《猿は木に高く登れば登るほど尻を見せる》(成り上がりものは馬脚を現す)

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