教訓  10. よいものは去っていく。


All good things come to an end.《どんなよいことにも終わりがある》
  別掲 → 教訓63 人はいつ不幸になるかわからない。


 人の世は無常です。時はすぐに移ろうし、離合集散は常ならずであります。だから、身近にあるものがいつまでもそこにあるとはかぎりません。好ましいものも、好ましくないものも、いつかは私たちの許から離れていきます。しかし、嫌なものが去ってくれる有り難さより、好きなものが去っていく口惜しさの心の方が、心には重くこたえます。そこで、よいものはすぐに去っていくという実感が、コトワザとして残ります。

(a) The best of friends must part.《どんなに仲のよい友達でも別れるもの》「会うは別れの始め」
          別掲 → 教訓63 人はいつ不幸になるかわからない。

 幸福も同じです。幸せの時間は短かく、すぐに過ぎ去ります。それを知っているからこそ、去りゆく幸せはいっそう光り輝いて見えるものなのです。

(b) Blessings brighten as they take their flight.《幸福は飛び去るとき光り輝く》

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