59.言葉の用い方を教える

【このカテゴリーの説明】

コトワザは「口から出た言葉は他人のもの」「一度口からでた言葉は呼び戻せない」として、言葉の使い方には慎重であることを呼びかけます。

しかし、多くの人が不用意に言葉を使い、失敗をします。だから「口はわざわいの元」、「鳥は足で捕らえられ、人は舌で捕らえられる」といいます。

もっとも、あまり慎重になりすぎて寡黙になってはいけません。「鳴かぬ犬は危険」、「黙り者と静かな流れには気をつけろ」と、不信の目で見られるからです。

やはり、「歯に衣着せるな」(日)、「鋤は鋤と呼べ」(英)のように、心の中は率直に、口に出した方がよいといえます。そうすれば、「きしむ車輪は油をさしてもらえる」のたとえで、得することもあるのです。

【このカテゴリーに含まれる教訓テーマ】

  教訓194. 言葉は人の本性を表す。

  教訓195. 言葉を取り消すことはできない。

  教訓196. 心の中は率直に表現すべし。

  教訓197. 無口な人間には気をつけろ。

  教訓198. 言葉の多いものは災いを受ける。

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