55.経験と学問のいずれが大切かを教える

【このカテゴリーの説明】

しかし、経験から得た知恵は、体系化された学問と対決せざるを得ません。そこで、経験か学問か、という対立の構図が生まれてきます。

コトワザはまず、「1オンスの母の知恵は1ポンドの学識に匹敵する」として、父祖伝来の知恵を重視します。経験は実践に裏付けされているが故に、凡百の机上の空論に勝るのです。「学問なき経験は経験なき学問にまさる」のです。

しかし、経験には試行錯誤がつきものです。だから「経験は愚か者の教師」といえます。賢者は失敗を経験せずに学びます。「賢者は他人の過ちから学び、愚者は自分の過ちから学ぶ」のです。

さて、軍配はいずれにあがりますか。いや、両者引き分けが妥当かも知れません。

【このカテゴリーに含まれる教訓テーマ】

  教訓183. 学問より経験がまさる。

  教訓184. 経験より学問がまさる。

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